2017年12月07日

しゅうれん会からのメッセージ

子どもたちへ小さなお子さんには読んであげてください)

 今年も残りの日数が少なくなりました。「終わりよければすべてよし」ということわざがあります。難しい言い方では「有終の美を飾る」(ゆうしゅうのびをかざる)ともいいます。意味は、「途中では苦しいことや失敗があってもやり抜き、最後をしっかりまとめましょう(しあげましょう)ということです。

2学期がもうすぐ終わります。有終の美が飾れるように、途中のことややり残していることがあったらもうちょっと頑張って、まとめをしっかりやりましょう。そして、いい気分で新しい年を迎えましょう。


大人の皆様へ(パパ&ママ、ジジ&ババ)

 「有終の美を飾る」は、「詩経」の「初め有らざるなし克く終わり有る鮮し(はじめあらざるなしよくおわりあるすくなしと読み、初めは誰でも計画を立て一生懸命やるが、それを最後までやり遂げる人は少ないという意味)」に由来していると言われています。

お子さんが2学期の終業式のあと、作品や期末テストを持ち帰ります。通知表を貰ってきます。できない、不十分なところに目が行きがちですが、まず「最後まで頑張ったこと」と「良かったところ」を大きく褒めてあげてください。それから「こうするともっとよくなるよ」と少しだけ注文を付けるようにしてください。

褒められて嬉しくなり、新年の3学期は「頑張るぞ!」とやる気を出して、お正月が迎えられると思います。


学校の先生がたへ

 「詩経」は西周時代に孔子が編集した中国最古の詩篇です。「有終の美を飾る」の類語に、「掉尾を飾る(ちょうびをかざると読み、物事の終わりをしっかりと締めくくるという意味)」があります。ちなみに、英語には「to make one’s month (最後においしいものを食べて食事を終える)」とか、「crown one’s career with a triumph(大成功で生涯の有終の美を飾る)」という表現があるそうです。

 ところで、学級通信に子供の作品などを載せたり、良い作品を教室の壁に張り出したりして紹介してきたと思います。2学期に、学級新聞に1度も載らない子供はいませんか? 作品が1度も貼り出されていない子供はいませんか? もう一度確認して、最後の調整をしてあげてください。子供は、先生の優しい思いやりにきっとホッコリとした気持ちになることでしょう。

 誰に対しても「公平」(差別をしない、仲間外れにしない)で、「平等」(一部に偏らない、依怙贔屓をしない、全員に同じようにする)であることが、重要です。「公平」で「平等」な教室の中で育った子供は、きっと「公平」で「平等」な行動のできる人間に育つでしょう。

★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」や「至楽荘」の利用の仕方、「成美教育文化会館」の会場貸出など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。


posted by 豊島修練会 at 14:39| しゅうれん会からのメッセージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月03日

会館だより「かけはし」

       簡単で難しい「ほめて成長させる!」 

 ほめたつもりが、お世辞と取られたり、皮肉と誤解されたりすることもあります。「ほめればブタでも木に登る」「ほめられ、その気になって欲しくもない物を買ってしまった」ということも聞きます。人をほめることは、簡単なようで難しいものです。
 ところで、新聞の投書欄(Y新聞9月24日気流欄:読者の声)を読んで、感心した。担当者の優れた編集力で、「ほめて成長させる」ことの大事さとほめ方を見事に教えてくれるからである。要約してその要旨をお知らせします。私も、そうするよう努めています。
<★中学生の父親>運動の苦手な子どもが、部活動の顧問の先生が、子どもの特徴を認め、ほめ、短所と思われることを長所に置き換え卓球好きに、前向きに楽しむよう変身させた。
<★教師より教え上手の子供>ほめて子どもを育てようと努めているがつい叱ってしまう。ところが子供から「先生似合う」「先生美人」「字がうまいね」「先生優しい」などと逆にほめられてやる気にさせられている。
<★病院職員の学び>患者をほめるという考えになかなか至らなかったが、「言葉でほめず、訊く態度でほめる」ということ気づいたそうだ。相手の話を聞く時、目を見つめる、感情をこめてうなずく、メモを取る、質問するなど。相手の言いたいことがよく分かるようになり、相手の良い所が見えてきて、相手に対する笑顔が増えてきた。
<★施設職員の気づき>大人をほめるのは子ども扱いをしているようで気になる。いいことをしたときは勿論ほめますが、社会のルールに反することをしたときはきちんとなぜダメかを説明して叱ります。その人がどんな人かわかっていることが大事である。
<★祖母の生き甲斐>中3の孫娘は、料理を作ると「おいしいね。お婆ちゃんのは最高」、おしゃれをすると「すごい。かっこいいよ」、スマートフォンを教わっているが、新しい操作を見つけると「一人でやったの。天才!」とほめてくれて嬉しい。我が子をほめて育てるべきだった。
<★男性高齢者の反省>娘が、いつも孫を叱っている。「ほめて育てなさい」と注意するが、「私だって、叱られて育った」と口答えをする。ある時から学校と相談をしてほめて育てるようにし、娘は立派に成長してくれた。孫娘には、ほめて育てるようにしている。「ほめられる」幼児体験が、曾孫にまで続いてほしい。                                       (YAYU)
★備考★ [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ぜひご利用ください。

posted by 豊島修練会 at 09:45| 会館だより「かけはし」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月29日

おすすめ「ほん・本・ブック」

 子どものほん(子ども、小学生低学年)

あきやまかぜたろう著 大野俊一監修「小学生版 110分日本地図を覚える本」

白泉社 本体1850

 日本の子どもは、アメリカ、ドイツ、フランス、イタリア、ペルー、中国、ロシア、トルコ、南アフリカ共和国、ロシア、韓国、北朝鮮など外国のことをよく知っていると、外国人から感心されることが多いです。ところが、日本のことを「京都は、どこにあって、どんな特色がありますか?」「熊本県は、何が有名ですか?」などと質問されると、「え〜と、・・・」答えられないと、とても不思議がられます。2020年のオリンピック・パラリンピックには大勢の外国人がいらっしゃいます。日本のことがよく分かるように説明してあげましょう。

 この本は、都道府県の位置、特色、産物、文化や歴史などが、イラストと分かりやすい説明、クイズなどで、よく分かり、興味がわき、覚えられます。図書館で探して、一度ごらんください。

   大人の本(パパ&ママ、ジジ&ババなど)

橋幸枝著「そっと無理して、生きてみる」 小学館 本体1200

 本書は、100歳の著者が、長い人生の中で得たことを若い人(著者から見ると、80歳以下は若者だそうです)たち向けに書いた「生き方読本」です。

 「悩みは、どうすれば解決できますか?」について、「そんなこと私にだってわかりません「でも100歳とってわかったことが一つあります」「それは、悩んでいるだけでは解決しません。とにかく行動してみることです。」「悩んでいる暇があったら行動する」「これが100歳を超えても現役(病院の医師&理事長)でいられる私の原動力かも知れません」と、言い切っています。「そっと無理するくらいがちょうどいい」「迷った時はとりあえずやってみる」「やらないより、やって失敗したほうがいい」「他人と比べず、自分は自分と割り切る」「頑張る人を褒めることをためらわない」等、役に立つことが34頁にまとめられていて、生き方のヒントになります。

  学校の先生のブック(小学校・中学校の先生)

文部科学省「新しい学習指導要領の考え方―中央教育審議会における議論から改訂そして実施へ―」 非売品 文部科学省ホームページからダウンロードできる

 新学習指導要領会告示され早くも8か月、各学校教師は、趣旨徹底にどう取り組んでいるでしょうか? 勿論、文部科学省の各教科等別「解説」を精読することをお勧めします。

その前に、上記の資料を読んで、育成する資質・能力、主体的・対話的で深い学び、見方・考え方、カリキュラム・マネジメント等の概要を理解してからにすると効果的である。

★備考★なお、話題提供のために本を紹介しているだけで、購読を勧めるものではありません。 [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。

posted by 豊島修練会 at 10:10| おすすめの「ほん・本・ブック」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月22日

子ども・大人・教師のためのQ&A

子どもとのQ&Aぎもんやしつもんのある子はすばらしいです!)

Q:今、4年生です。来年から、英語の授業が始まりますが、心配です。どのように勉強したらいいですか? (小4男子)

A:東京オリンピック・パラリンピックの年から、56年生は外国語科(英語)の学習が始まります。特に、心配することはありません。学校で、担任の先生と、一緒に楽しく真剣に勉強すれば大丈夫です。外国語(英語)で話したり聞いたり、書いたり読んだりする学習です。学校で頑張り、家で復習をするようにしましょう。それから、外国のことに興味を持ち、新聞やテレビなどで、見たり聞いたりしましょう。テレビの英会話の番組で学習すると結構楽しいですよ。また、町で外国人とあったら、話しかけてみましょう。


  大人とのQ&Aパパ&ママ、ジジ&ババもいつまでも好奇心を!)

Q:来年から、56年生で学習している外国語(英語)活動が、3年生から始まりますが、子どもがついていけるか心配です。どうしたらいいでしょうか? (小4女子の母)

A:平成32年度から小学校34年生では、新しく外国語活動の時間ができ、外国語(英語)の学習をすることになります。外国語(英語)を使って、コミュニケーションのできる基礎を学習します。内容は、英語を聞くこと、英語で話すこと(やり取りと発表すること)が中心です。心配はいりませんから、学校で一生懸命取り組むようにさせましょう。

 「今日は学校で、どんなことを学習したの?」と話題にすると、学校で集中して学習するようになります。また、TVで英語の番組を一緒に見たり、機会を捉えて、英語のことや外国のことを話題にしたりして、興味・関心を高めるようにしましょう。


学校の先生がたのQ&A(先生にもわからないことがある!)

Q:新しい小学校学習指導要領では、外国語教教育が重視されますが、どのようなことに気を付けたらいいでしょうか? (経験5年目の教師)

A:来年度から34年生は外国語活動、56年生は外国語科の移行措置が行われます。文部科学省から副教材が配布されるので、その内容に即して進めるようにしましょう。

 なお、「小学校学習指導要領」「同解説外国語活動編」&「同解説外国語科編」、文部科学省の「移行措置の通知」を十分に理解しておくことが重要です。一人で悩んでいても心配ごとは解決しません。どのような内容を、どのように学習させるかを学校として検討し、模擬授業を行って研修を進めるなど、教員同士が協力して進めることが必要です。子ども関心・意欲を高めるため、英語に関することや外国の文化に教師自身も関心をもって、子どもに刺激を与えることも大切です。

★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。

posted by 豊島修練会 at 16:37| 子ども・大人・教師のためのQ&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年11月15日

しゅうれん会からのメッセージ

子どもたちへ(小さなお子さんには読んであげてください)

 学校やお家で、先生やお父さんやお母さんから「あいさつは、きちんとはっきりしましょう」「言葉は正しく使いましょう」「相手に失礼のないような言い方をしましょう」と、言われたことがありますか。

 言葉づかいは、自分の気持ちや考え方、意見などを伝える大切なことですから、国語の時間や、生活の中で、正しい日本語の使い方を身に付けましょう。


大人の皆様へ(パパ&ママ、ジジ&ババ)

 文化庁が調査した国語に関する調査結果に関連して、クイズ形式でお尋ねします。

@相手をどのようにお呼びしますか? A山田さんと名字で呼ぶ、B鈴木先生、横山館長など役職で呼ぶ、Cあなたと呼ぶ、Dおたくさま・あなたさまと呼ぶ。 答え(     )

A「あとで後悔する」という言い方は、気になりましか? 答え○をつける(気になる))(気にならない)

B「一番最後」は、気になりますか? 答え○をつける(気になる))(気にならない)

C「目が点になる」は使いますか? 答え○をつける(使う)(使わない)

D「さわり」はどのような意味ですか?

 答え○をつける(話の要点のこと)(話の最初の部分のこと)

E「ぞっとしない」はどのような意味ですか?

 答え○をつける(面白くない)(恐ろしくない)

F「卑劣なやり方で失敗させられる」の意味で、どちらをつあきますか?

       答え○をつける(足をすくわれる)(足下をすくわれる) 

★@Aが63%、Bが33%、C答え19%という傾向だそうです。 A「後悔する」が正しい言い方です。B「最後」が正しい言い方です。C使う人が46%です。D本来の意味は「話の要点」のことで36%でした。E本来の意味は「面白くない」で23%でした。F正しくは「足をすくわれる」で26%でした。

★日本語は正しく使いましょう。


学校の先生がたへ

 教師は、子どもたちにとって「正しい」「美しい」「心のこもった」日本語の使い方のモデルです。授業の中で、学校生活の中で、正しい日本語を使うように心がけましょう。

また、子どもたちに敬語の使い方をしっかりと指導しましょう。言葉の使い方で誤解が生じトラブルになったり、言葉の使い方で心が通いあったりします。

 「その一言で励まされ、その一言で夢を持ち、その一言で腹が立ち、その一言でがっかりし、その一言で泣かされる、ほんのわずかの一言が、不思議な大きな力持つ、ほんのちょっとの一言が」という詩があります。じっくりと味わいかつ子供にも紹介しましょう。

★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「成美教育文化会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。

posted by 豊島修練会 at 10:25| しゅうれん会からのメッセージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする