2018年08月19日

子ども・大人・教師のためのQ&A

子どもとのQ&A疑問や質問のある子は素晴らしいです!)

Q夏休みの宿題に読書の感想文が出ました。どのように書いたらいいですか?(小5男)

A読書感想文は、このように書くべきだというきまりはありません。だから、あなたが本を読んだ後で、心と頭に残っていたことを書けばいいのです。

 学校の図書室や市立図書館で探すと、読書感想文を集めた本が見つかると思います。それを読んで、自分が気に入った感想文を参考にして書いたらいいと思います。

 本を「読んだきっかけ」、「内容のあらすじ」、「自分が思ったことや感じたこと」、「感動したこと」などを書くといいと思います。


大人とのQ&A(パパ&ママ、ジジ&ババもいつまでも好奇心を!)

Q子どもが勉強しません。どうしたら、学習意欲が高まりますか?(小4の母)

A子供が勉強になかなか取り掛かれない理由には、「➀やらなければならない勉強以外のことに関心が向いてしまっている」「Aやらなければならないことはわかっているが、やりたくない」「➂注意されてばかりいるので、反抗的になっている」などがあるといわれています。どれに該当するか観察して、親子で話し合ってみてください。

 そこで、@については自分で判断して、今やるべきことを決定するために「自分で決めて自分でやる」ことを約束をする、Aについてはしばらくそのままにしておいて「しないで困った体験をさせる」、➂については注意することをちょっと控えて「良い所をほめて、自分から取りかかる雰囲気をつくる」ように工夫してみてください。


学校の先生がたのQ&A先生にもわからないことがある!)

Q授業で「振り返りが必要だ」と言われますが、具体的にどのようなことをすればいいのですか?(経験6年目の教師)

A「振り返り」は、主体的・対話的で深い学びの「深い学び」を実現することとの関連で考察されることが多いです。「振り返り」には、次の3つの場合(田村学先生の考え)があります。これを授業の中で意図的に使い分けて実行していくといいと思います。

★1時間の授業の終わりに、学習したことが分かっているか,できるようになっているか確認する。

★授業で学習したことを、既習事項(今までに学習したこと)と関係づけたり、いつでも言えるように一般したりする。

★学習したことを自分のことと結び付けたり、自分がどのように高まったか(変化したか)を自覚したりする。

                                                  (三宅H)

★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。

posted by 豊島修練会 at 10:35| 子ども・大人・教師のためのQ&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月09日

しゅうれん会からのメッセージ

子どもたちへ(小さなお子さんには読んであげてください)

隣に「豊島なでしこ幼稚園」があります。ベランダから幼児たちが庭で元気よく遊んでいる姿を見るのが大好きです。

 先生の話を聞いて、そろって一つのことをがんばっている時もあります。とてもよく聞いていて、みんなで工夫して動いています。ちょっと、うまくいかない子がいると、となりの子が手を引っ張って教えてあげています。たすけあっているのです。すばらしいです。

 てつぼうにぶらさがっている子、走っている子など、思い思いに好きなことをしていることもあります。それぞれくふうしています。これもすばらしいです。幼稚園の先生やお家の人がいろいろ教えてくれるからだね。

 小学生になると、今度は自分で考え、はんだんして、もっといろいろなことができるようになります。子供は天才です。

大人の皆様へパパ&ママ、ジジ&ババ)

 「今どきの若い者は!」とつい口に出してしまいがちでした。ところが最近、そうでもないことを実体験しました。

ある日の朝、自転車で歯医者に行くのに、何か調子が悪くふらふらしていました。すると、近くの工事現場から若者がとんできて、「おじいちゃん、危ないよ。サドルの高さがあっていないんだよ!」と言って、調節してくれました。「ありがとう」とお礼を言って、乗りやすくなった自転車で快適に先を急ぎました。

歯医者の治療が終えて帰る際、その工事現場の横を通ったとき、あの若者と目があいました。「今朝はどうも…」とお礼をいうと、「いいえ、お気をつけて…」と爽やかに応えてくれました。「最近の若い者は!」と、十把一絡げにしてはいけないと反省しました。

 学校の先生がたへ

 人類は、狩猟社会(Society1.0)、農耕社会(Society2.0)、工業社会(Society3.0)を経て、現在の情報社会(Society4.0)に至っている。Society4.0では、@知識や情報が共有化されず各分野の連携が不十分で、A人間の能力に限界がありビッグデータから必要な情報の取り出しと分析に負担が、B年齢や障害などによる行動や労働に制約が、C少子高齢化や地方過疎化などの課題に制約があり、対応が困難であった。

そこで、仮想空間(サイバー空間)と現実空間(フィジカル空間)を融合させることにより、経済発展と社会的課題の解決を両立させる「人間中心社会(Society5.0)」が考えられている。Society5.0の実現した社会では、IoTで全ての人とモノが繋がり、様々な知識と情報が共有され、これまでになかった新しい価値が生み出され、@〜Cのような課題や困難を克服できる新たな社会の実現を目指していくことになる。

そこで、そのような社会を創り、豊かに生きるためには、次のような人材育成を目指していくことが求められているそうであるこれからの教育・授業づくりのヒントになりそうです。。

○「全校種」で、基礎的な学力を確実に定着させ、他者と協働しつつ自ら考え抜く自立した学びを十分にする必要がある。→そのために、「公正に個別最適化された学び」を実現する多様な学習の機会と場を提供する。★新学習指導要領の確実な習得

○「小中学校」で、Society5.0時代に求められる基礎的な力を確実に習得させる必要がある。→そのために、「基礎的読解力、数学的思考力など」の基盤となる学力や「情報活用能力」を全ての児童生徒に修得させる。★質の高い学力&情報活用能力の習得

○「高等学校卒業から社会人」では、学年にとらわれない多様な学びや、教育におけるSTEAM(Science、technology、Engineering、Art、Mathematics)やデザイン思考が必要である。→そこで、文系と理系の分断からの脱却が必要である。★学校の指導体制の確立

                                              (BOKE三宅)

★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」や「至楽荘」の利用の仕方、「成美教育文化会館」の会場貸出など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。

posted by 豊島修練会 at 17:03| 会館だより「かけはし」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年08月01日

会館だより「かけはし」

             学力を向上させたい!
 
 子供を持つ親なら誰もが、我が子の「心(素直、正直、親切、思いやり、正義、協力、福祉・ボランティア、きまりや法を守るなど)」と「体(健康、体力、運動能力、生活習慣など)」と「頭(知識・理解、思考力・判断力・表現力、学習意欲、学習習慣、学力など)」の成長を願っています。
 もちろん学校も、2020年から実施される新しい学習指導要領で、国語、社会、算数、理科、生活、音楽、図画工作、家庭、外国語活動、外国語、総合的な学習の時間、道徳、特別活動などを通して「心」と「体」と「頭」の学習指導に今から頑張っています。
 今月号では、学力向上について考えてみます。
 今年の4月に、文部科学省で「全国学力・学習状況調査」を、小学校6年生と中学校3年生に実施しました。細かいことは省略しますが、どのような子供が、学力の高い傾向があるか発表しました。参考のために、いくつかの特徴を紹介します。
○規則正しい生活習慣「早起き・朝ごはん・早寝」、「時間、片づけ、約束が守れる」が、身に付いている子は学力が高い。
○家庭で決まった時間勉強している子は学力が高い。
○本を読む、辞書・図鑑・地図で調べる、新聞を読むなど、活字に接する習慣のある子ほど、学力が高い。
○宿題、ノート、作文などに担任の先生が一言書きいれたり、保護者が感想を言ったりすることも効果があるそうだ。
 これらを参考にして、もし、できることがありましたら、実行してみてください。学校の勉強の様子を聞いたり話題にし、頑張ったり、良いことをした時は褒めてあげてください。とても励みになり、やる気が起きてきますよ。(ところで、「3ステップドリル〇年○学期教育出版」で検索すると、無料の算数のドリルがダウンロードできます。関心のある方はご利用ください。類似の有料のものがありますからご注意ください)                        (BOKE小島)

<備考> [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「成美教育文化会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。一度、覗いてみてください。
posted by 豊島修練会 at 15:40| 会館だより「かけはし」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年07月24日

しゅうれん会 気になる一冊「ほん・本・ブック」

子どものほん(子ども、小学生&中学生)

今泉忠明監修「おもしろい!進化のふしぎざんねんないきもの事典」橋書店 本体900円

 私たちのまわりには、たくさんの生き物がいます。その中には、「なんでこうなってしまったのだろう?」と「かわいそうな生き物」がいるそうです。

この本を読んでも、学校のテストの点数は上がりませんが、ダチョウ、カバ、ウナギ、ニホンザル、スズメバチ、ザリガニ、ミノムシ、パンダ、カメムシ、チーターなどのいろいろなことが分かって、「おもしろい」「楽しい」です。目次をみて、気になった生き物のところを読んで楽しんでください。友達とおしゃべりをする時の「話題づくり」にもなります。

大人の本(パパ&ママ、ジジ&ババなど)

斉藤崇著「こども武士道」 日本図書センター 本体1500円

 実は、本書は子供向けに書いたものです。内容は、「やるべきことから逃げるな。そうすれば本物の自信が出てくるよ。」「あいさつや礼儀は自分のためだよ。心と体をしっかりさせてくれるよ。」「親友(大事な人)でも間違っていたら、きちんと注意してあげよう。それが本当に親友を大切にすることだよ。」「得意なことを自慢するのはやめよう。もっと良くなるように努力をし続けよう。みんなは、自慢しなくても君のことをわかってくれているよ。」というようなことがたくさん出てきます。

 でも、普段からお父さん、お母さん、家族が、学校の先生が、子供に対して言っていることばかりです。「ほら、お母さん(お父さん、先生)がいつも言っていることが、ここに書いてあるでしょ!」と、子供たちに紹介してください。

学校の先生のブック(小学校・中学校の先生)

造事務所編著「すっきりわかる!超訳カタカナ語事典」PHP文庫 本体629円

 最近、カタカナ語が氾濫している。意味が分からず困ることがある。本書は、そのような時「どういう意味か?」「これでいいのかな?」というときのために編集したものである。意味不明なインテリ語、知らないのは自分だけの日常語、説明できない曖昧語、新聞・ニュースに頻出する時事語、ビジネス会話に出てくる業界語、生活シーンで目にする変な?カタカナ語、女性には常識の食・美容・ファッション語、出てくるとお手上げのIT用語、知らないとは言いづらい最新流行語に、分類して、実に529語について解説してある。

 なお、中央欧教育審議会答申や小学校(中学校)学習指導要領など教育関係だけに限定したカタカナ語の解説としては、「今どきの『カタカナ語』これですっきり」(150語解説)、「続!今どきの『カタカナ語』これですっきり」(162語解説)いずれも非売品、教育出版教育研究所がある。                           (BOKE三宅)

★備考★なお、話題提供のために本を紹介しているだけで、購読を勧めるものではありません。 [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「気になる1冊」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「成美教育文化会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。




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2018年07月08日

しゅうれん会からのメッセージ

子どもたちへ(小さなお子さんには読んであげてください)

成美教育文化会館(せいびきょういくぶんかかいかん)は、大人だけでなく大勢の子どもたちも利用してくれます。いつも感心していることを、2つだけ紹介します。

<その1>会館をきれいに使ってくれます。例えば、玄関で靴の土を落としてくれます。トイレをきれいに使ってくれます。自分で出したごみは、ごみ箱に捨ててくれます。中には持ち帰ってくれる子どももいます。すばらしいです。ありがとうございます。

<その2>多くの子どもたちが、「おはようございます」「こんにちは」「さよ〜なら」ときちんと挨拶をしていれます。気持ちいいですね!

大人の皆様へ(パパ&ママ、ジジ&ババ)

 4月から「道徳科」の授業が始まりました。「道徳的諸価値の理解を基に、子供が直面するさまざまな状況において、何が問題かを見極め、自分はどうすべきか、自分に何ができるかなどを判断し、実行する手立てを考え、実践できるようにする」授業が進められることになっています。(文科省の説明は難しい。子供にもわかる説明にしてほしい)

 ところで、子供が自分で考え、正しく判断し、実行できるようにするのは、「自分で考え、みんなで話し合う」授業が大切ですが、大人の「自分で考え、正しく判断し、実行する」行動も大切なのです。大人はいつも子供たちにとって「素晴らしいモデル」なのです。

 町の中で、親切なこと、思いやりのあること、正しいことをしていたこと、勇気のあることをしていたことなどを見かけたら、夕食の時、食事がまずくならない程度に、話題にしてください。これも家庭における「道徳科の学び」です。

 学校の先生がたへ

 最近、「合理的配慮」という言葉を聞いたり目にしたりします。これは、障害者権利条約の中にある言葉で、「Reasonable Accommodation」を訳したものです。

そして、「障がい者を差別しない」「合理的な配慮をする」「合理的な配慮をしないのは差別に当たる」「合意するために歩み寄る」「調整期間を置く」「過度の負担にならないことをする」ことを求めています。

 学校では、この「合理的配慮」がなかなか進んでいないそうです。

 そこで、子供が本来の能力と個性を十分発揮できるように「環境を整備する」ことが求められます。その上で、子供一人一人のニーズに合わせて、教員や支援者の配置やICTの活用など学習環境はもちろんのこと、課題や教材、学習方法(指導方法)、表現の仕方、練習や試験の仕方などについても、柔軟に変更したり調整したりすることが考えられます。

 そして、この「合理的配慮」の考え方の理解と実行は、障がい者を含め全ての子どもを対象にしたこととすれば、全ての学級で行いたい事柄である。       (BOKE三宅)

★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」や「至楽荘」の利用の仕方、「成美教育文化会館」の会場貸出など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。

posted by 豊島修練会 at 11:02| 会館だより「かけはし」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする