2016年06月30日

会館だより「かけはし」


   十で神童、十五で才子、 二十すぎれば、ただの人 


 著書「知的創造のヒント」や「知的生活習慣」などで有名な外山滋比古(とやましげひこ)氏は、近著「家庭は学校」(ちくま新書)の中で、この言葉を解説している。

少し難しいが、「神童といわれる前、きわめて多くのこどもが天才的であると想像される。偏見に目がくらんでそれが見えなくなっているに過ぎない。」「生後10か月くらいから、40か月まで、ほとんどすべての子が天才的能力を持っている。」「まわりが、そう思わないで、ほうっておくから、賞味期限の切れたもののように、だめになってしまい、天才などは夢のようになる。」と。

 そういう意味で、「家庭は学校」なのである、したがって家庭は、もっと子どもの教育について考え、実行しようと勧めている。(あまり詳しく紹介すると、営業妨害になるので、詳細は、著書に譲る)

★<遊ぶことで能力が目をさます>うまく遊ぶことができれば、多くの能力が目をさます。賢い親心は、子どもに遊びを与えて、持てる能力が少しでも多く発現させるのを助ける。

★<まず母親が声をかける>子どもが生まれたら、なるべく早く、母親は声をかける。何と言うか、文句などは問題ではない。何度でも話しかけるようにしたい。子どもは大変良い影響を受けるのである。幼児期から小学校頃までは、親が語り掛け、子どもの言葉や発言を引き出していくことが重要だ。

★<三つ子の魂百までも>初期幼児期の言葉の教育は大きな意味を持っている。だから言葉かけをしてインプリンティング(自然の刷り込み)が大切である。

★<美しい日本語の教育>Pさんは、NHKの名アナウンサーの父親の美しい日本語を聞いて、特別に日本語教育を受けなくても、自然に美しい日本語が話せるようになった。

★<親の背中を見て育つ>TV視聴、夕食の団欒など、日頃の親の話や行動を見て、子どもは自然にものの考え方や価値観などを身に付けていく。



●備考●[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。


posted by 豊島修練会 at 11:32| 会館だより「かけはし」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする