2017年02月23日

おすすめの「ほん・本・ブック」


今月は、中島芭旺著「見てる、知ってる、考えてる」(サンマーク出版 本体1200円)を共通して紹介します。


子どものほん(子ども、小学生中・高学年)

 この本は、10歳の男の子が書いた本です。バオ君が、日頃考えたことを、書いて、それを本にまとめました。96の作品が紹介されていて、短いものはたった2行、長いものでも30行くらいなので、とても読みやすい本です。

 「1000かいやってできたら ちいさいことでも感動だ。ゲームは、僕に 学校で教えてくれないことを教えてくれる先生」、「僕はドラえもんが好き。毎回いじめられているのび太くんが 最後にドラえもんに助けられて ハッピーエンドになるから」など、子供らしい文章が詰まっています。

 みなさんも、したこと、気づいたこと、考えたこと、思ったこと、本を読んだ感想などを、短くてもいいですからノートに書いたらいいと思います。バオ君に負けない、素晴らしい本になるかもしれませんよ。


大人の本(パパ&ママ、ジジ&ババなど)

 本書は出版社の編集長に、著者が自主的にフェイスブックのメッセージで送った96編の原稿をまとめたものです。

バオ君の心のつぶやき(内言)で、詩的で、大げさに言えば、哲学的であり、人間的であり、創造的であり、とても9歳や10歳の子どもの言葉かと疑うくらい深いものがあります。 子供に読ませてもいいし、大人が読んでも感ずる部分が多いです。

現在は、子供も大人もあれこれ忙しく、物事を深く考えたり、自分や自分の在り方について考えたりする機会が減っています。親子で読んで、感想などを話し合うと、子供の心の成長に役立つように思います。


学校の先生のブック(小学校・中学校の先生)

 本書を読み進めながら、「これは大人が手を加えたな?」と正直のところ思いましたが、「原文(誤字脱字は訂正)のまま」という編集後記を読んで、バオ君のすばらしさに感激しました。「自分の映像を見て、生意気だと思った。いじめっ子もいじめたくなるよなと思いました。「いじめっ子をつくったのは僕だった。加害者をつくっていたのは僕だった。」には、あまりの大人っぽさに、「そんなことはないよ」と、苦しくなりました。明確には書いていないが、現在、在宅学習中なのは、「いじめられたからなのか?」「学校の生活と学習に失望したからなのか?」は明確にはわからない。10歳のバオ君が、「学校に行かない」という選択をして、前向きに生活し、学習し、表現して、自らの人生の未来を目指しながら生きていることに感動してしまいました。学校関係の人にも是非目を通していただき、「何か」を考えていただきたいと思いました。

★備考★なお、話題提供のために本を紹介しているだけで、購読を勧めるものではありません。 [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。


posted by 豊島修練会 at 13:36| おすすめの「ほん・本・ブック」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする