2018年03月01日

会館だより「かけはし」

      「いじめ」を考える!

 いじめが要因の悲しい出来事が後を絶ちません。いじめに悩み、苦しんでいる幼児、児童、生徒(学生や大人だって)が少なくありません。「いじめはいけないことですか?」と1000人に聞けば、1000人全員が「絶対にいけないことです!」と答えるのに、なぜ「いじめ」はなくならないのでしょうか?
 道徳の時間に、「いじめの例」を示し、子どもたちみんなで考え、話し合うと、「いじめは、相手の心を傷つけるのでやってはいけない」「いじめられている子を見かけたら、やめるように言いましょう」「いじめを見たら先生や大人に知らせましょう」「暴力だけでなく、噂をしたり、悪口を言ったりすることもいじめです」などと、立派な発言をします。
それなのに、特定の子供を大勢で「からかったり」「悪口を言ったり」「仲間外れにしたり」していじめてしまいます。「なぐったり」「つきとばしたり」「とじこめたり」します。言葉によるいじめ、態度によるいじめ、暴力によるいじめ、最近はスマホ(SNSやLINE)よるいじめもあります。
 どうしたらよいでしょうか。学校の先生だけでなく、お父さんやお母さんをはじめすべての大人の人に「いじめない子の育て方」について考えてほしいと思います。
大人は、子どもの日常の様子をよく見つめて(監視ではない)、落ち込んでいるなど普段と異なる表情や行動をしている気配を感じたら、優しく語りかけ、無理強いをしないで様子や気持ちを聴き尽くしてあげてください。そして、それがいじめ(いじめの兆し)であるようなら、また、子供から「いじめられている」と言うことを相談された時も、どうしたらよいか、一緒に本気で考えてあげてください。(★東京都教育委員会では、全ての公立小・中学校・高等学校・特別支援学校で、平成30年度から「いじめられている子供のSOSの出し方」の授業をすることを決めたそうです。)
 そして、学校の先生(担任、保健室の先生、教育相談の先生)に相談しましょう。きっと子供の立場に立って対応してくれると思います。「いじめる子供を糾弾するのではなく、やめてくれればいい」という立場で、以前のように子どもが明るく過ごせるようになるまで「いじめられている子を最後まで守り抜く」ことが重要です。それから、大人が、「いじめをしない」「いじめを止める」「仲よくする」という見本を、子どもたちに見せてほしいと思います。それが一番重要です。TVや新聞の報道、街で見かける好ましくない現象は、子どもたちにとってマイナスの教育になっています。(BOKE三宅)
<備考> [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。

posted by 豊島修練会 at 11:49| 会館だより「かけはし」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする