2018年08月09日

しゅうれん会からのメッセージ

子どもたちへ(小さなお子さんには読んであげてください)

隣に「豊島なでしこ幼稚園」があります。ベランダから幼児たちが庭で元気よく遊んでいる姿を見るのが大好きです。

 先生の話を聞いて、そろって一つのことをがんばっている時もあります。とてもよく聞いていて、みんなで工夫して動いています。ちょっと、うまくいかない子がいると、となりの子が手を引っ張って教えてあげています。たすけあっているのです。すばらしいです。

 てつぼうにぶらさがっている子、走っている子など、思い思いに好きなことをしていることもあります。それぞれくふうしています。これもすばらしいです。幼稚園の先生やお家の人がいろいろ教えてくれるからだね。

 小学生になると、今度は自分で考え、はんだんして、もっといろいろなことができるようになります。子供は天才です。

大人の皆様へパパ&ママ、ジジ&ババ)

 「今どきの若い者は!」とつい口に出してしまいがちでした。ところが最近、そうでもないことを実体験しました。

ある日の朝、自転車で歯医者に行くのに、何か調子が悪くふらふらしていました。すると、近くの工事現場から若者がとんできて、「おじいちゃん、危ないよ。サドルの高さがあっていないんだよ!」と言って、調節してくれました。「ありがとう」とお礼を言って、乗りやすくなった自転車で快適に先を急ぎました。

歯医者の治療が終えて帰る際、その工事現場の横を通ったとき、あの若者と目があいました。「今朝はどうも…」とお礼をいうと、「いいえ、お気をつけて…」と爽やかに応えてくれました。「最近の若い者は!」と、十把一絡げにしてはいけないと反省しました。

 学校の先生がたへ

 人類は、狩猟社会(Society1.0)、農耕社会(Society2.0)、工業社会(Society3.0)を経て、現在の情報社会(Society4.0)に至っている。Society4.0では、@知識や情報が共有化されず各分野の連携が不十分で、A人間の能力に限界がありビッグデータから必要な情報の取り出しと分析に負担が、B年齢や障害などによる行動や労働に制約が、C少子高齢化や地方過疎化などの課題に制約があり、対応が困難であった。

そこで、仮想空間(サイバー空間)と現実空間(フィジカル空間)を融合させることにより、経済発展と社会的課題の解決を両立させる「人間中心社会(Society5.0)」が考えられている。Society5.0の実現した社会では、IoTで全ての人とモノが繋がり、様々な知識と情報が共有され、これまでになかった新しい価値が生み出され、@〜Cのような課題や困難を克服できる新たな社会の実現を目指していくことになる。

そこで、そのような社会を創り、豊かに生きるためには、次のような人材育成を目指していくことが求められているそうであるこれからの教育・授業づくりのヒントになりそうです。。

○「全校種」で、基礎的な学力を確実に定着させ、他者と協働しつつ自ら考え抜く自立した学びを十分にする必要がある。→そのために、「公正に個別最適化された学び」を実現する多様な学習の機会と場を提供する。★新学習指導要領の確実な習得

○「小中学校」で、Society5.0時代に求められる基礎的な力を確実に習得させる必要がある。→そのために、「基礎的読解力、数学的思考力など」の基盤となる学力や「情報活用能力」を全ての児童生徒に修得させる。★質の高い学力&情報活用能力の習得

○「高等学校卒業から社会人」では、学年にとらわれない多様な学びや、教育におけるSTEAM(Science、technology、Engineering、Art、Mathematics)やデザイン思考が必要である。→そこで、文系と理系の分断からの脱却が必要である。★学校の指導体制の確立

                                              (BOKE三宅)

★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」や「至楽荘」の利用の仕方、「成美教育文化会館」の会場貸出など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。

posted by 豊島修練会 at 17:03| 会館だより「かけはし」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする