2018年09月30日

しゅうれん会 気になる一冊

子どものほん子ども、小学生&中学生)

 指導・柴田康彦と片岡昭男「ちいさないきもの くらしとかいかた」

ひかりのくに 本体800円

 私たちの身の回りにはたくさんの生き物がいます。見つけたら、すぐに「何かな?」と調べるようにしましょう。観察したら、逃がしてあげましょうね。それから、川や池、海、山や森林に出かける時は、必ず大人と出かけるようにしましょう。あぶないからね!

大人の本(パパ&ママ、ジジ&ババなど)

学校の先生のブック(小学校・中学校の先生)

★今月は、共通の本を話題にします。

永堀宏美著「保護者トラブルを生まない学校経営を保護者目線で考えました」

教育開発研究所 本体2000円

 本書の内容の概要は、少し長くそして珍しい「書名」が明解に伝えている。23年前、初めて拙著「学校をひらく」を世に問うことができ、けっこう注目されが、有名な月刊Sで「中身はいいが、一定の権限のある校長の書いた本であることが不満、保護者・市民側の著作でないのが残念」と評された。

 本書は、保護者トラブルの防止・対応を学校(校長)の立場からでなく、要望や批判を寄せる保護者の立場から考えたらとどうなるかと、筆者の広く豊かな経験を踏まえて具体的に提言している画期的な1冊である。私は以前から「困った保護者」ではなく、「困っている保護者」であると視点を転換し、その困っていることに意を用いたらどうかと提案してきたが、著者(2児の保護者、元教育委員長、コミュニケーション研修講師など)の意図もそのような所にあると知り、読み終えて充実した気持ちになった。

 保護者や地域住民をはじめ、校長、副校長・教頭の立場にある人々に、トラブルを生まない、またトラブルが起きてどう対応したらよいか、そのヒントが得られそうである。

第1章「基礎編:保護者理解とコミュニケーションアップの土台づくり」(第1節・学校と保護者の間にある心の壁―なぜ分かりあえないか、第2節・保護者の本音、第3節・トラブル予防のマネジメントー「保護者とともに」を具体化する、第4節・保護者の心をつかむ情報発信のコツ、第5節・保護者の心をつかむコミュニケーションのコツ)。

第2章「実践編:“保護者目線”で考える行事別改善のポイント」(第1節・新年度のスタート時、第2節・新年度開始後の情報発信、第3節・保護者とのコミュニケーションの場づくり、第4節・保護者との直接対話による関係づくり、第5節・学校における保護者の疑問に応える、第6節・年度末行事で保護者の共有姿勢を育む)。(BOKE三宅)

★備考★なお、話題提供のために本を紹介しているだけで、購読を勧めるものではありません。 [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「気になる1冊」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「成美教育文化会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。

posted by 豊島修練会 at 11:46| 会館だより「かけはし」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする