2019年06月02日

しゅうれん会「気になる一冊」

子どものほん(子ども、小学生&中学生)

永野重史監修「クレヨンしんちゃん・まんが・ことわざ辞典」双葉社 本体762円

 ことわざ(漢字では、諺と書く)には、「さるも木から落ちる(木登りが得意の猿も油断をすると木から落ちるよ。油断をすると失敗するから、気を付けよう)」「失敗は成功の母(失敗は成功もとともいう。失敗しても、悪かったところを直していけば、次は成功するようになる。)」などたくさんあります。ことわざを知っていると、考えたり、判断したりするときに役立ちます。やさしい説明と漫画で楽しく学べます。子供には、ちょっと難しいものもあります。

大人の本(パパ&ママ、ジジ&ババなど)

 菅野仁著「友だち幻想・人と人のつながりを考える」 筑摩書房 本体740円

 友達付き合い、コミュニケーションの苦手な人は意外に少なくありません。「誰とでも仲良くできるようになりたい!」と、願っている人は私だけではないと思います。

本書は、実は、中・高生に勧めたい本として発行されたもののようです。でも、実際に読んでみると、中・高生向けだけでなく、大人が読んでも十分読み応えがあります。

特に、著者によると、私たちが日常的につい使いがちな「疎外語」、具体的には「ムカツク」「うざい」「うぜー」「ていうか」「チョー」「カワイイ」「ヤバイ」「キャラがかぶる」「KY(空気読めない、空気読め)」というような言葉が、人の情緒や筋道だった考えをダメにしてしまうという主張に納得してしまいました。こだわり過ぎることはないと思いますが、できれば「文」で語り合った方がいいということでしょう。

学校の先生のブック(小学校・中学校の先生)

 文部科学省「小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校等における児童生徒の学習評価及び指導要録の改善等について(通知)」 平成31年3月29日

 この「通知」による学習評価は、令和2年4月より実施されることになります。全体で20頁程度の分量なので、十分読み込んで、今後の子供の学習評価に生かしてほしいと思います。

 その際、大事なことは、子どもを育てる「充実した授業の中で、指導と評価と支援を一体化した指導」を実施して、「子供の育ちつつある姿(学んでいる過程)」と「子どもの育った姿(学んだ結果)」を見取って評価するということです。

 先生方は、大変忙しい状況です。ですから、学年で、教科部会で、協力して学び合い、情報交換をして、学習評価を効果的・効率的に進めてください。

 ★備考★なお、話題提供のために本を紹介しているだけで、購読を勧めるものではありません。 [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「気になる1冊」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「成美教育文化会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。


posted by 豊島修練会 at 14:42| 会館だより「かけはし」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする