子どもたちへ(小さな子には読んであげてください)
「いつもはさそってくれるのに、きょうはさっそってくれなかった」「友達が二人でひそひそ話している。もしかしたら自分の悪口を言っているのかも?」など、友だちのことが気になる子がいるそうです。こういう子は、とてもものごとに敏感(びんかん)で心の優しい人が多いそうです。あなたはどうですか。自分が悪口を言ったとか、意地悪をしたというようなことがなければ、気にしないようにしましょう。
自分から友だちをさそって遊び、自分から楽しい話をしていきましょう。
大人の皆様へ(パパ&ママ、ジジ&ババ)
ママ友の機嫌がとても気になる。悲しいニュースを聞くと、自分の事のように悲しくなって辛くなる。こんなことが多くて、気持ちが暗くなってしまう人が多いそうです。コロナ禍で、思うようにいかないことが多いので余計そうなってしまうのかもしれません。思いやりのある繊細な人にこのような傾向があるのだそうです。
これという特効薬はないそうですが、ママ友と付き合う時は、聞き役だけでなく自分もどんどん話して、輪の中に入りましょう。悲しいニュースを聞いたら、その人のためにできることがあったら、心の中で励ましてあげたり、可能なことをしたり(私は、貧しくて困っている世界の子供のために使用済み切手を集めて、世話をしている団体に送っています)してあげましょう。
学校の先生がたへ
学級に、HSP(非常に感受性が強く敏感な気持ちの人、人一倍繊細で気になる人)の子供が複数いて困っている先生がいました。
この先生は、HPSについて調べ、病気ではないこと、悪い性格ではないことを知り、学級生活や授業を楽しくなるように心がけました。
そして、みんなで楽しく話す、親切にする、助け合う、力を合わせるなどに心がけ、そうなるように努力しました。そのせいか、少しずつ、子供が元気に明るくなってきたそうです。その調子で、これからも子供たちを楽しくしてあげてください。
(参考:「まんがでわかる!繊細さん」飛鳥新社 本体1091円) (BOKE三宅)
★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」や「至楽荘」の利用の仕方、「成美教育文化会館」の会場貸出など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。