2021年04月22日

しゅうれん会「気になる一冊」

子どものほん(子ども、小学生&中学生)

小宮輝之監修「つれてこられただけなのに外来生物の言い分をきく」偕成社 本体1000

 外来種(外国から日本に持ち込まれた生き物)について、「日本に持ち込まれた理由」、それが「どうして増えたのか」を説明した本です。絵とイラストと分かりやすい文章で、見るだけでよくわかり楽しめます。

 食用、観賞用、害獣退治(害のある生き物を退治する)、ペットなどに持ち込んだのに、それがどうして嫌われ、退治されるようになったのでしょうか。在来種(前から日本にいる生き物)も外来種も同じ命なのに、外来種だけ悪者になっていていいのか、考えてみましょう。

大人の本(パパ&ママ、ジジ&ババなど)

Family2021年春号「子育て新常識ベスト100」 プレジデント社 1000円(税込)

 子育てにあれこれ悩みを持つ保護者は少なくありません。本誌の今月号は、「我が子に必要なものは何か」、「親がすべきこと・やってはいけないこと」、「新しい教育とどう付き合えばいいの?」など、「コロナ禍の後の家庭教育アップデート」を特集しています。

(註:アップデートupdateは、更新、新しいものかえること)

 これらをそのまま取り入れるのではなく、家庭の方針、両親の考え方、お子さんの特徴などを考慮して、納得のいったものだけを取り入れるようにしたらいかがでしょうか。これまでの我が家の子育てを振り返るヒントにすることが賢い読み方のようです。

学校の先生のブック(小学校・中学校の先生) 

寺田寅彦著「漱石先生」 中公文庫 本体900

 東大教授・物理学者・随筆家の寺田虎彦は、第五高等学校で夏目漱石とは教師と生徒として素晴らしい出会いをした。夏目漱石の周りには、正岡子規、芥川龍之介、鈴木三重吉、内田百聞などがいた。また、寺田虎彦の弟子には中谷宇吉郎がいる。

内容は、T先生の追憶、U先生に集う人たち(子規庵の正岡子規、芥川龍之介、高濱虚子など)、V先生と俳諧(漱石の俳句の先生は、正岡子規だった)など。

教科書の指導書を遥かに超えることに出会え、教師と生徒のかかわりを考える1冊とすることができる。  (積読のH.K)

 ★備考★話題提供のために紹介しているだけで、購読を勧めるものではありません。

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posted by 豊島修練会 at 10:42| しゅうれん会 気になる一冊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする