子どものほん(子ども、小学生&中学生)
あさのあつこ箸「バッテリー」全6巻、角川文庫(漫画全4巻は、教育画劇発行)
天才的なピッチャー原田少年と、みんなから信頼されている永倉少年のバッテリーが、認め合い信頼し合う成長の様子を書いた本である。
小学校高学年や中学生向けです。図書館で探して読んでみましょう。
大人の本(パパ&ママ、ジジ&ババなど)
庭田杏珠・渡邉英徳箸「AIとカラー化した写真でよみがえる戦前・戦争」光文社新書 本体1600円
第二次世界大戦が終戦(敗戦)したのは1945年8月15日ですから、今年(2021年)の8月で76年目を迎えます。本書は、戦前の状況、戦争の様子、戦後の混乱の時期の白黒写真を、AIを使って、無理な部分は直接関係者に取材してカラー化したものです。写真をじっと見つめていると、戦争の悲惨さ、家族の幸せを壊すこと、平和(普通の日常生活のあること)の大切さを実感できます。ご自身で読んでみるだけでなく、家族で「戦争の恐ろしさ」と「平和の大切さ」については話し合ってみたらいかがでしょうか。
学校の先生のブック(小学校・中学校の先生)
松浦弥太郎&野尻哲也箸「はたらくきほん100 毎日がスタートアップ」マガジンハウス 本体1500円
ビジネスパーソンのための、「働き方」と「リーダーシップ」の基本をそれぞれ100について、解説した1冊です。
20字以内の基本事項を、200字以内で易しく、簡潔に解説したものです。管理職や教職員が自分自身のためにも、また先生方が子供を指導する際のヒントになると思います。
「はたらくきほん100」には、「目立たないように目立つ」「面倒くささの中に宝物が眠っ
ている」「準備が全て」など、「リーダーのきほん100」では「短く叱り、たっぷり褒める
(私は、「目的地だけ、しっかり決める」「たっぷり褒めて、短く叱る」が信条)」「はじめ・まんなか・おわり」「人と人をつなげる」などを取り上げ、今日から座右の銘になりそうです。なお、この種の本は、「なるほど」と取り入れるものと、「こんなことなんて!」と捨てるという割り切った読み方が大事だと思います。 (積読のH.K)
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