でも、なかには、友達の悪口を書いたり、仲間はずれにしたりするいじめをする人がいます。また、SNSで呼び出されたり、だまされたりして、辛い思いをしている人も残念ながらたくさんいます。
お家の人や学校の先生とよく話し合って、正しく使いましょう。また、困ったと思ったら、すぐに打ち明けて相談しましょう。
デジタル時代の今日、情報を適切に使うととても便利で生活が楽しく充実します。ところが、その環境の中で、大人向けの動画を内緒で見たり、誹謗中傷で友人を困らせたり、依存症になったり、だまされたりする子どもたちが増え続けています。
お子様と、タブレットやスマホの使い方について話し合いましょう。ルールを決めたり、フィタリングをしたりすることをお勧めします。
学校の先生方へ
現在学校では、GIGAスクール構想などで、情報教育の充実が求められ、各教科等で工夫して実践されています。
しかし、子どもがトラブルに巻き込まれる以下のような事例が発生しています。「情報モラル」の指導が急務で、学校としても取り組む必要があります。その際、保護者との連携・協力が大切です。今一度、原点から。
★長時間使用で依存症になる・勉強や健康に悪影響が出る。 ★成人向けや暴力などの不適切な動画などを視聴する。 ★ネットのやり取りでいじめをする(加害者)・いじめに遭う。誹謗中傷を受ける。 ★ネットで見知らぬ人と会い、被害に遭う。 ★架空請求の被害に遭う。 ★偽情報を拡散する・偽情報が拡散される。偽情報で騙す・偽情報に騙される。 ★個人情報(写真、住所、電話番号など)を公開する・公開される。 ★情報を盗む・悪用する。情報が盗まれる・悪用される。 ★違法コピーをする。肖像権を侵害する・侵害される。 ★端末の盗難や紛失をする。金銭的な被害に遭う。 ★ウイルスに感染する。 等々。