2017年02月09日

しゅうれん会からのメッセージ

★★29年2月号 メッセージ.pdf

子どもたちへ(小さなお子さんには読んであげてください)

 あなたは、「今、何をしているときが楽しいですか?」、「今、何がしたいですか?」、「今、何ができるようになりたいですか?」、「将来何になりたいですか?」・・・と、聞かれたらどのように答えるでしょうか。

 @できない事や苦手なことができるようにすることも大事です。

 A自分がしたいこと、なりたいことに向かっていろいろすることもすてきです。

 遊びでも、勉強でも、スポーツでも、ゲームでも、上の@Aのどちらかでやってみてください。そうだ、今、得意なことをもっと得意にすることも大事ですね。


大人の皆様へ(パパ&ママ、ジジ&ババ)

 最近、忙しいので、子供の話をじっくり聞いてあげないことが多いです。今日は夕食のときに、「あのことについて話してみよう」と思いつつ、つい小言が先に出てしまってその機会をなくすことも少なくありません。

 昨晩は、子供が「ユニセフ募金のお金を頂戴!」と言うものだから、「今70歳以上の人は、子供の頃、ユニセフから食べ物を送ってもらって、育ったんだよ。戦争に負けて、日本中が貧乏で、食べるものがなかったんだよ。だから、今度は、日本が、世界の困っている人たちに役立つことをすることはとてもいいことだよ。」「でも、自分のおこずかいの中から出してあげたほうが、心がこもっているよ」と言って、母「はい、協力します。150円」、父「私は105円」、兄「僕は少ないけど、52円」、そして自分は100円で、たちまち407円集まって、学校へ持っていきました。


学校の先生がたへ

 算数の授業研究の協議会で、「問題」と「目当て」の違いが話題になりました。そして、「問題」を出したら、「めあて」はあえて書かなくてもいいのではないかと言う意見もありました。

 その話し合いの中では、問題「3.6Lのジュースを、3人で同じずつ分けます。1人何Lもらえますか」、求めることは「1人何Lもらえるか」で、分かっていることは「ぜんたいで3.6Lある」「3人で同じずつ分ける」と理解する。それで、答えを求めるためには、3.6L3等分するから、式は3.6÷3になります。

 ところが、3.6÷3のような小数を整数でわる計算の仕方は学習していない。そこで、まず、3.6÷3の計算の仕方を考える必要があるので、めあては「3.6÷3の計算の仕方を考えましょう」となります。算数の授業ではこのように「問題」を解くために、当面の「ねらい」を解決する二重構造になる場合があります。

 もちろん、問題の解き方を考えることが、めあてになることは当然ありますから、あえて「めあて」を書かなくていい場合もあります。と、落ち着きました。ご意見がありましたらどうぞ。

★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」や「至楽荘」の利用の仕方、「成美教育文化会館」の会場貸出など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。


posted by 豊島修練会 at 14:13| 会館だより「かけはし」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月01日

会館だより「かけはし」

         「猫は炬燵で丸くなる」

 我が家には、人間で言ったら80歳くらいの猫「アビちゃん」がいます。アフリカ系なので、寒さにはめっぽう弱いのです。一日中、「ニャ〜ニャ〜」と鳴きながら炬燵をつけるよう要求します。そういえば「猫は炬燵で丸くなる」という歌があったなと思いつつ、さて、どんな歌だったかと、覚えるのは得意だが、思い出すのが苦手な脳を励ましたが分かりません。頼りにならないのう(脳)。 
 童謡「雪」で、「雪やこんこ霰やこんこ 降っては降ってはずんずん積る 山も野原も綿帽子かぶり 枯れ木残らず花が咲く 犬は喜び庭駆け回り 猫は炬燵で丸くなる」と分かった。(1911年、尋常小学校唱歌、作詞作曲者不詳)
 ところが、もっと前に、作詞東くみ、作曲瀧廉太郎の「雪やこんこん」(1901年、幼稚園唱歌)があることが分かりました。「雪やこんこんどんどんつもれ もっとふれふれとけずに つもった雪でだるまや燈籠 こしらえましょお姉様」のあることが分かりました。よく似ているので、「雪」も滝廉太郎の作曲ではないかと言う人もいます。また、「雪やこんこん」を知りながら、真似たと言われないように、似ないようにしたのではないかとも言われています。
 ちょっと、寄り道をします。「こんこん」は「来む来む」で「ふれふれ」の意味で、「こんこ」は「来む此」で「ここにふれ」と、意味に違いがあるのだそうです。「こんこん」は、咳の音、ドアをたたく音、「雨や雪の降る様子」を表す形容詞です。
 ところで、瀧廉太郎21歳(1900年)の組歌「四季:1花、2納涼、3月、4雪」の中に、詞中村秋香・滝廉太郎「雪」のあることも分かりました。「一夜ほどに野も山も 宮も藁屋もおしなべて 白金もてこそつつまれにけれ 白珠もてこそ飾られにけれ まばゆき光や麗しき景色や あわれ神の仕業(しわざ)ぞ 紙の仕業ぞあやしき」と。
 我が家の寒がり猫「アビちゃん」のお蔭で、面白いことが分かって、それなりに楽しい思いをしました。
 スマホで、簡便に「チョコット」調べて、それで分かったような気になっていましたが、少々反省しました。孫たちにも、時には徹底して調べたり、じっくり考えたりすることを勧めたいと思っているこの頃です。             (TY&YY)
★[成美教育文化会館](せいびきょういくぶんかかいかん)で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。
      

posted by 豊島修練会 at 10:27| 会館だより「かけはし」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月24日

子ども・大人・教師のためのQ&A



★★1月 修練会Q&A.pdf
 子どもとのQ&A(ぎもんやしつもんのある子はすばらしいです!)

Q:先生に、「文章をきちんと読んで、何が書いてあるか、しっかりまとめましょう」と言われます。どうしたら様ですか?(6年女子)


A:とても良い質問です。@「何を知りたくてその文章を読むのか」目的をはっきりさせます。次に、A文章全体を一回読みます。そして、B目的を意識して何が書いてあるかもう1回読みます。それをC短い文にまとめると、何が書いてあるかしっかりまとめられます。試してみて下さい。それから楽しみながら読書をすることをおすすめします。





  大人とのQ&A(パパ&ママ、ジジ&ババもいつまでも好奇心を!)


Q:我が子は、計算は得意なのに文章題が苦手です。得意にする何かよい方法はありますか?(小4の母)

A:文章題ができるようになるためには、@問題をゆっくり読み、何を聞かれているか(何を答えればよいか)をはっきりさせます。次にA答えを見つけるのに使う数や条件をさがします。そしてBどのような式になるか考えます。C式ができたら、計算をして答えを書きます。Dもう一度問題を読み、式と答えと単位があっているかどうか確かめます。計算間違いと答えの単位も確かめます。文章題は、前に学習したことを思い出して使うことがありますから分からないときは、前に学習したことを思い出すことも大事です


 
  




  学校の先生がたのQ&A(先生にもわからないことがある!)


Q:新しい学習指導要領では、「読解力の向上」を重視することになるそうですが、どのようなことに留意する必要がありますか?(5年担任)


A:国語科で言う読解力と異なり、文部科学省全国学力調査B問題やPISA読解力は、「@このような課題を解決するために、A文章や資料などから必要な情報を読み取り、B解決の仕方を考え、あるいは自分の考えをまとめる」ことだと言われています。この中の@をきちんと指導することが重要です。

どのような課題(問題)を解決するのかと言う「目的」を意識させないまま、「工夫して考えなさい」「自分の考えをまとめなさい」と急ぎ過ぎることは考えものです。「目的」を達成するために、必要な情報を選択し取り出すということが重要なのです。(上記、大人とのQ&Aも参考になります。)

  そこで、物語だけでなく論理的な文章を読むことも必要です。また、解決の仕方や意見などを表現する、それを基に情報交換(ダイアローグ)や討論(ディスカッション)をするなどして理解を深める「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」の視点も考慮する必要があります。(昨年末の「中央教育審議会答申」もお読みください)


★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。

posted by 豊島修練会 at 13:41| 会館だより「かけはし」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする