2018年07月08日

しゅうれん会からのメッセージ

子どもたちへ(小さなお子さんには読んであげてください)

成美教育文化会館(せいびきょういくぶんかかいかん)は、大人だけでなく大勢の子どもたちも利用してくれます。いつも感心していることを、2つだけ紹介します。

<その1>会館をきれいに使ってくれます。例えば、玄関で靴の土を落としてくれます。トイレをきれいに使ってくれます。自分で出したごみは、ごみ箱に捨ててくれます。中には持ち帰ってくれる子どももいます。すばらしいです。ありがとうございます。

<その2>多くの子どもたちが、「おはようございます」「こんにちは」「さよ〜なら」ときちんと挨拶をしていれます。気持ちいいですね!

大人の皆様へ(パパ&ママ、ジジ&ババ)

 4月から「道徳科」の授業が始まりました。「道徳的諸価値の理解を基に、子供が直面するさまざまな状況において、何が問題かを見極め、自分はどうすべきか、自分に何ができるかなどを判断し、実行する手立てを考え、実践できるようにする」授業が進められることになっています。(文科省の説明は難しい。子供にもわかる説明にしてほしい)

 ところで、子供が自分で考え、正しく判断し、実行できるようにするのは、「自分で考え、みんなで話し合う」授業が大切ですが、大人の「自分で考え、正しく判断し、実行する」行動も大切なのです。大人はいつも子供たちにとって「素晴らしいモデル」なのです。

 町の中で、親切なこと、思いやりのあること、正しいことをしていたこと、勇気のあることをしていたことなどを見かけたら、夕食の時、食事がまずくならない程度に、話題にしてください。これも家庭における「道徳科の学び」です。

 学校の先生がたへ

 最近、「合理的配慮」という言葉を聞いたり目にしたりします。これは、障害者権利条約の中にある言葉で、「Reasonable Accommodation」を訳したものです。

そして、「障がい者を差別しない」「合理的な配慮をする」「合理的な配慮をしないのは差別に当たる」「合意するために歩み寄る」「調整期間を置く」「過度の負担にならないことをする」ことを求めています。

 学校では、この「合理的配慮」がなかなか進んでいないそうです。

 そこで、子供が本来の能力と個性を十分発揮できるように「環境を整備する」ことが求められます。その上で、子供一人一人のニーズに合わせて、教員や支援者の配置やICTの活用など学習環境はもちろんのこと、課題や教材、学習方法(指導方法)、表現の仕方、練習や試験の仕方などについても、柔軟に変更したり調整したりすることが考えられます。

 そして、この「合理的配慮」の考え方の理解と実行は、障がい者を含め全ての子どもを対象にしたこととすれば、全ての学級で行いたい事柄である。       (BOKE三宅)

★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」や「至楽荘」の利用の仕方、「成美教育文化会館」の会場貸出など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。

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2018年06月30日

会館だより「かけはし」


      データを上手に活用しよう!
 
 私達の身の回りにはたくさんのデータが溢れています。もし、そばに新聞の折り込み広告がありましたら手にとって見てください。新聞を購読していない場合は、郵便受けに入っていたチラシを見てください。それも見当たらない人は、TVの栄養ドリンクや自動車保険などのコマーシャルに、ちょっと注目してください。
○全商品30%OFF
○スーツ1着25000円、2着目は5000円    
○いちご1パック380円、2パックなら700円
○金利○○%元金保証
 また、新聞や雑誌を見ると、折れ線グラフ、帯グラフ、円グラフなどを使って、増えた、減った、業績が上がった、支持(不支持)率が下がった、国民の納得度がどうだったなどと報じられています。
 ところで、「嘘には3つある。嘘、まっかな嘘、そして統計の嘘」ということが言われています(アメリカの有名な小説家マーク・トウェイン)。つまり、「統計、データにごまかされないように!」と、私達に警告しているのです。「本当に、得なのか?」「本当に、そう言えるのかな?」とちょっと立ち止まって、しっかり確かめ、考え、それから判断し、実行するようにすることが大事です。
だって、「統計で嘘をつく法」(講談社)という本が出て、統計に騙されないようにしましょうと注意しているくらいです。だから、「統計は嘘をつかない。嘘をつくのは人間だ」という言葉があるくらいです。割合(30%、3割など)、表やグラフを使って、「得した」と思わせて、実はごまかしていることがあるからです。統計にだまされないで、「統計をうまく使うのも人間だ」となってほしいのです。
 さて、2020年から小学校も、中学校も、高等学校も、学校で学習する内容が変わります。算数科と数学科も大きく変わります。その一つが、「データの活用」です。これは、現在も、これからも、正しく判断したり、かしこく生活したり、問題を解決したりするのには、「データの上手な活用」が必要になるからです。ときには、家族で「データの活用」について話し合ってはいかがでしょうか。                (BOKE小島)
<備考> [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「成美教育文化会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。一度、覗いてみてください。
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2018年06月28日

しゅうれん会「気になる一冊」

★★★2018年 6月 ほん本ブック.pdf

子どものほん(子ども、小学生&中学生)

ちひろ作・ちひろ絵「ちひろの詩(うた)」 絶版ですが図書館などで閲覧可能。

 いわさきちひろ美術館が、東京都練馬区下石神井(☎03-3995-0612)にあります。また、ちひろさんは長野県出身だったので長野県北安曇郡松川村(☎0261-62-0772)にも、いわさきちひろ美術館があります。

 ちひろさんは、さし絵をたくさんかきました。その絵は、子どもたちだけでなく大人も感動するすばらしいものです。

「ちひろの詩」は、詩も絵もちひろさんがかいためずらしい絵本です。今から48年前に「こどもの世界」という本に紹介されました。「どんな詩と絵かって?」、それは本物の絵本で楽しんでください。

大人の本(パパ&ママ、ジジ&ババなど)

原作吉野源三郎・漫画羽賀翔一「漫画 君たちはどう生きるか」

マガジンハウス本体1300円

 子どもが小学校高学年や中学生になると、自己主張が強くなり、親と素直に会話をしなくなる傾向が出てくる。親が、じっくり話をしようという気になっていても、あれこれあって、その機会を失ってしまうことがしばしばである。

 この本は、主人公のコペル君が、おじさんとのやり取りを通じて「どう生きるか?」を考えるようになるという話である。導入の漫画と、それを補う短い文章、そして箇条書きのポイントが、実に分かりやすい。

 この本を中において親子で話し合ってもいいし、お互いに読んで感想を言い合ってもいいし、親の小中学生の頃のことを話して、子どもの感想を聞いてもいいと思う。もしかしたら「生き方」や「人生」を語り合うきっかけづくりになるかもしれない。

学校の先生のブック(小学校・中学校の先生)

梶浦真著「振り返り指導の基礎知識―質の高い授業づくりを支える理論と実践」

教育情報出版社 本体907円

 新学習指導要領では、「主体的・対話的で深い学び」の実現を求めている。これまでに、「主体的な学び」と「対話的な学び」については、けっこう実践してきた。でも「深い学び」については曖昧なことが多く、これから研究していかなければならない状況にある。

 自分が解決した過程や結果を振り返り、批判的に検討して考察を深めたり、多面的に分析したりしてよりよい解決や深い理解につなげ、次の学習へ発展させる。本書は、このような事柄について、「意図的、計画的、継続的な振り返り」を提言している。(BOKE三宅) 

 ★備考★なお、話題提供のために本を紹介しているだけで、購読を勧めるものではありません。 [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「気になる1冊」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「成美教育文化会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。

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