2021年06月02日

会館だより「かけはし」

     どこにも学ぶ機会はある!

 学校は、子供たちに「知識・技能」を習得させ、「思考力・判断力・表現力」を育て、「主体的に学習に取り組む態度」の涵養を目指しています。そこで、たいていの学校は、良い授業をするために毎月1回、授業の仕方の研究を進めています。

色々な学校に、研究会の講師として招かれ、先生方の授業を観て、授業の仕方について先生方と話し合い、指導・助言しています。忙しいのに、先生方は、「子供たちに、もっと分かり易い授業をしたい」と頑張っているのです。この日本の学校の先生方の頑張りは、世界でも認められています。日本語の「研究授業(Kenkyu Zyugyoケンキュウジュギョウ)」がそのまま通用するくらいなのです。

 そして、2年に1度くらい多くの学校が「研究発表会」を行って、他の学校の先生方に意見をいただいたり、自分たちの研究していたことを広めたりしています。研究発表会は、一般的には、「@授業の公開、➁研究発表、B研究内容に関する講評(教育委員会の担当者)、C研究内容に関連する講演(研究に携わってきた講師)」のように進められます。

 ところが、研究発表会の日だけ、著名人を講演・講師にお招きして行われることがあります。私もそのようなことに遭遇したことが何度かあります。

 例えば、「総合的な学習の時間」の発表会ではプロ野球K監督、環境教育では登山家で環境活動家のNさん、考え方を育てる指導では大学教授のK先生、思考力・判断力・表現力の育成では女優・俳人のFさんが、締めくくりの講演を行なうという具合です。もちろん、会場の体育館は超満員の大盛況でした。

研究内容と直接の関わりはありませんでしたが、さすが第一線でご活躍の方々で「内容と話術」は見事なもので、感動し、勉強になりました。

1年間、校内研究会の仲間に入れて頂いた上に、最後に著名人の講演で、異なる視点から学ぶ貴重な機会に恵まれ、その後の学校訪問に役立っています。(H.K)

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2021年05月13日

しゅうれん会からのメッセージ

 子どもたちへ(小さな子には読んであげてください)

「こどもの日」はどのように過ごしましたか。「こどもの日」は、「こどもの健やかな成長をお祝いする日」です。健やか(すこやか)とは、「元気でスポーツや遊びができる」、「おいしく食べられる」、「十分に眠れる」、「明るく笑える」ということです。

 友だちとよく遊び、よく勉強もして、おいしく食事をし、よくねむって、健やかな毎日を過ごしましょう。

 大人の皆様へ(パパ&ママ、ジジ&ババ)

 最近(私は)、思い違いをすることが多くなってきたように感じています。新聞を読んでいて、「戎(えびすとルビがふってあった)」という字をみて、「へ〜!えびすとも読むのか」と頭の中では「戒」という漢字を思い浮かべていました。広辞苑や電子辞書で調べると、「戎」は七福神の一つで商売繁盛の神、福の神のことだそうです。恵比須、恵比寿、蛭子とも書き、このような名前の人もいます。

 一方、「戒」は、警戒、訓戒、自戒、十戒などと使い、「いましめる」や「まもるべきこと」を意味します。これからは分かったふりをしないで、確かめるようにします。

 学校の先生がたへ 

 最近、ある集まりでの雑談の中で、あまり本を読まない先生がいるということが話題になりました。子供たちに「読書をしましょう」と指導する先生方の「本離れ」には、正直驚きました。本をあまり読まない先生が、「本を読みましょう」と指導する不思議な現象が起きているのでしょうか。

そういえば、昔はどの学級にもあった「学級文庫」のある教室はそう多くはありません。朝の1時間目が始まる10〜15分の「読み聞かせ」をしている先生もあまり多くないということです。

 脳心理学者のメリアン・ウルフ博士は、子供の脳の発達には、ゆっくりと読め、集中できる紙の本が望ましく、記憶を定着させる。紙媒体は、メモも書き込め、注意力も高まる。デジタルの画一的な斜め読みは読書体験を貧しくすると言っています。(BOKE三宅)


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2021年05月12日

会館だより「かけはし」

   日本の子供の幸福度は、37位!〜後ろから2番目〜

 昨年のユニセフ(※)の調査報告(2015〜2019年の統計)によると、先進国・新興国38ヶ国に住む子供たちの中で、日本の子供たちの結果が、次のように報告されています。

(※国際児童基金:世界の困っている子供たちを支援している団体。日本も70年前くらいに貧困で困っているとき、ユニセフから多くの支援を受けました。そのことを知っている学校の多くで、今は、ユニセフの募金などに協力しています。)

★1 生活満足度や自殺率などを基にした「精神的な幸福度」は、38か国中第37位でした。生活満足はオランダが90%で第1位、日本は62%でした。15〜19歳の自殺率は、10万人当たりギリシャが1.4人と最少で、日本はその約5倍の7.5人と多かった。

★2 「身体的健康度」は、38か国中第1位、15〜19歳の肥満度も14%と最も少なく、経済的にも比較的恵まれています。

★3 「学力・社会的スキル」は、38か国中27位、15歳の「すぐ友達ができる」と答えた割合は最下位の69%でした。子供の貧困率は、平均の20%より低く18.8%でした。

★★ 「総合順位」は、第1位オランダ、第2位デンマーク、第3位ノルウェー、日本は第20位でした。

 日本の子供の様子は、ざっくり言って、「身体的な面」は、これからも気を付ければ心配なさそうです。

「学力」は、様々な国際的調査でもトップクラスですが、友達を作るとか、思いやりや協力の気持ちを持つなどの面については改善していく必要がありそうです。

「精神的な幸福度」については、学校のいじめ問題、家庭内の不和・虐待・育児放棄、自殺率の高さなど学校も家庭も考えていく必要がありそうです。「H.K」


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