2018年04月01日

会館だより「かけはし」

        「主体的・対話的で深い学び」が大事!
  小学校は平成32年度から、中学校は平成33年度から「新学習指導要領」によって学校の授業が行われます。小学校では、「外国語(英語)教育」や「プログラミング教育」などが新しく始まりますし、小中学校では「データの活用(統計教育)」や「情報活用能力」などが重視されます。
特に、「主体的・対話的で深い学び」が大切で、各教科や外国語活動、総合的な学習の時間など全ての授業で、これまでにも増して一層重視していくことになりました。

             文科省(専門家)の説明
  児童生徒に育成すべき資質・能力を確実に育むための学びの質に着目し、授業改善の取り組みを活性化していく視点として「主体的・対話的で深い学び」を位置づけた。「主体的な学び」「対話的な学び」「深い学び」は、各教科等における授業改善等の取組に共通し、かつ普遍的な要素である。
<主体的な学び>学ぶことに興味や関心をもち、自己のキャリア形成の方向性と関連付けながら、見通しをもって粘り強く取り組み、自己の学習活動を振り返って次につなげること。
<対話的な学び>子ども同士の協働、教職員や地域の人との対話、先哲の考え方を手掛かりに考えること等を通じ、自己の考えを広げ深めること。
<深い学び>習得・活用・探究と言う学びの過程の中で、各教科等の特質に応じた「見方・考え方」を働かせながら、知識を相互に関連づけてより深く理解したり、問題を見いだして解決策を考えたり、思いや考えを基に創造したりすることに向かうこと。
★お分かりいただけましたでしょうか?

         修練会(素人)の説明
 子どもたちに質の高い学力を身に付けさせるために、先生方が授業を改善していく手掛かりの一つとして「主体的・対話的で深い学び」を取り入れることにしました。その際、「主体的な学び」「対話的学び」「深い学び」を各教科等で共通して取り組むようにします。
<主体的な学び>課題(何をするか)を理解し、既に学習した知識・技能、考え方を使ってどのように解決するか見通しをもって粘り強く取り組み、その過程や結果(答え)をノートなどに表現する。そして、自分の学習活動を振り返って次の学習につなげるようにすること。自分の願いと関連付けること、自分からすること、自分ですることが大切である。
<対話的な学び>自分で確かめる、仲間と話し合う、先生や地域の人と対話する、先哲(昔の偉人など)の考えを手掛かりに考えること等によって、自分の考えを深めること。
<深い学び>各教科等で学習した知識・技能・考え方などと関連付けて深く理解したり、情報を詳しく調べ・確認して考えをまとめたり、さらに新しい課題(問題)を見つけて解決の仕方を考えたり、自分の願いや考えを基にして新しいことを創造したりしていくこと。
★これならいかがでしょうか?
 つまり、@課題(問題)即ち何を考え、何を解決すればよいか理解します。A今までに学習したことなどを使って、どのように解決したらよいか見通しを立てます。Bそして、自分なりに解決し、それをノートなどに表現しておきます。C次に、Bのことを基にして、仲間同士で情報交換をします。さらに学級全体で学び合い、解決の仕方と結果についてまとめます。DそしてCのことを基に、「知識・技能、考え方、価値観など」として学習のまとめをします。Eさらに、Dの学習のまとめを類似の課題(問題)に当てはめて、学習したことが確実に理解できたか確認します。
 このような丁寧な学習を進めると、子どもたちは次第に「考え、分かり、でき、学習したことが使える」ようになっていきます。
 「@を課題把握または課題理解、ABを自力解決(見通し&解決)、Cを学び合い、Dを学習のまとめ、Eをあてはめ」と言う場合があります。
★今月号は、春のぽかぽかにうなされて、少し理屈っぽくなりました。ごめんなさい。                                  (BOKE三宅)
<備考> [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。

posted by 豊島修練会 at 10:20| 会館だより「かけはし」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年03月01日

会館だより「かけはし」

      「いじめ」を考える!

 いじめが要因の悲しい出来事が後を絶ちません。いじめに悩み、苦しんでいる幼児、児童、生徒(学生や大人だって)が少なくありません。「いじめはいけないことですか?」と1000人に聞けば、1000人全員が「絶対にいけないことです!」と答えるのに、なぜ「いじめ」はなくならないのでしょうか?
 道徳の時間に、「いじめの例」を示し、子どもたちみんなで考え、話し合うと、「いじめは、相手の心を傷つけるのでやってはいけない」「いじめられている子を見かけたら、やめるように言いましょう」「いじめを見たら先生や大人に知らせましょう」「暴力だけでなく、噂をしたり、悪口を言ったりすることもいじめです」などと、立派な発言をします。
それなのに、特定の子供を大勢で「からかったり」「悪口を言ったり」「仲間外れにしたり」していじめてしまいます。「なぐったり」「つきとばしたり」「とじこめたり」します。言葉によるいじめ、態度によるいじめ、暴力によるいじめ、最近はスマホ(SNSやLINE)よるいじめもあります。
 どうしたらよいでしょうか。学校の先生だけでなく、お父さんやお母さんをはじめすべての大人の人に「いじめない子の育て方」について考えてほしいと思います。
大人は、子どもの日常の様子をよく見つめて(監視ではない)、落ち込んでいるなど普段と異なる表情や行動をしている気配を感じたら、優しく語りかけ、無理強いをしないで様子や気持ちを聴き尽くしてあげてください。そして、それがいじめ(いじめの兆し)であるようなら、また、子供から「いじめられている」と言うことを相談された時も、どうしたらよいか、一緒に本気で考えてあげてください。(★東京都教育委員会では、全ての公立小・中学校・高等学校・特別支援学校で、平成30年度から「いじめられている子供のSOSの出し方」の授業をすることを決めたそうです。)
 そして、学校の先生(担任、保健室の先生、教育相談の先生)に相談しましょう。きっと子供の立場に立って対応してくれると思います。「いじめる子供を糾弾するのではなく、やめてくれればいい」という立場で、以前のように子どもが明るく過ごせるようになるまで「いじめられている子を最後まで守り抜く」ことが重要です。それから、大人が、「いじめをしない」「いじめを止める」「仲よくする」という見本を、子どもたちに見せてほしいと思います。それが一番重要です。TVや新聞の報道、街で見かける好ましくない現象は、子どもたちにとってマイナスの教育になっています。(BOKE三宅)
<備考> [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。

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2018年02月01日

会館だより「かけはし」

        「忘れ物」に困っています!

 忘れ物に困っている人は、子ども(宿題をやったのに学校に持っていくのを忘れた)から大人(改札口でパスモの忘れに気付いた)、高齢者(コンビニで代金を払おうとしたら財布を忘れた)に至るまで、大勢います。忘れ物をしない「コツ」はないのでしょうか。
 アメリカの大学のジェームズ・リーンズ博士は、忘れ物について研究しました。リーズン博士は、失敗をする傾向には、ボケ型とドジ型の2種類があることを発見しました。
〇ボケ型:記憶力に原因のある失敗です。待ち合わせをすっぽかした、風呂の電気を消し忘れたなど、しなければならないことを、つい忘れてしまうのです。
〇ドジ型:注意力に原因のある失敗です。違う雑誌を買ってしまった、行き先の違う電車に飛び乗った、石につまずいて転んだなど、うっかりした失敗です。
 また、リーンズ博士は、失敗を次の3つのタイプにも分けています。
★スリップ型:動作のミスが原因の失敗です。宿題をファイルにはさんだのに、違うファイルを持っていったなど計画は良かったが、実行の段階で失敗してしまったものです。
★ラプス型:記憶のミスが原因の失敗です。友達に頼まれたものを袋に入れようとしていたら、宅急便の対応をしていて、入れ忘れてしまったなど計画を実行している途中で、計画を忘れてしまったものです。
★ミステイク型:計画の間違いによる失敗です。今日の会合で必要な物だと入れたが、実は役立たない物であったなど、正しく実行していたが、計画が間違っていたものです。
 忘れ物は、この3つの★に対策をすると少なくすることが出るそうです。
★スリップ型は、確認をすることを心掛けることによってかなり防げます。
★ラプス型は、メモに書いて見やすい所に貼っておいたり、スマホにメモを入れておいたりし、確認するようにすると効果があります。
★ミステイク型の忘れ物を少なくするのは、意外と難しいものです。「何をするのだ(目的、計画)」から、「これが必要なのだ(行動、実行)」と、きちんと計画ができるようにする必要があります。
 あなたの、あなたのお子様の忘れ物の傾向は、3つの★のどれが多いですか。多くの人は、★ラプス型が多いのだそうです。ともかく、一番効果があるのは「確認すること」だそうです。余りにも当たり前すぎますが、「簡単」で「当たり前」のことが、実は大事なのですね。(BOKE三宅)
★備考★ [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ぜひご利用ください。

posted by 豊島修練会 at 10:25| 会館だより「かけはし」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする