子どもとのQ&A(疑問や質問のある子は素晴らしいです!)
Q:ぼくたちの学級では、ミドリがめをかっています。「うちでもかいたい」といったら、お母さんから「だめ!」いわれました。どうしたらゆるしてもらえますか? (小3男)
A:生き物をかうことはとてもいいことです。でも、生き物には命があります。せわをすることをわすれたり、とちゅうでせわをすることをやめたりしたら、死んでしまいます。
それから、かぞくが、みんなで生活をしているのですから、生き物をかう場所があるかどうかも考える必要があります。(ミドリガメは成長するとかなり大きくなります。)
どんな生き物をかいたいのか、きちんと世話ができるかどうか、よく考えてみましょう。それから、お父さんやお母さん、かぞくに、自分の考えを伝えて、相談してみてください。
大人とのQ&A(パパ&ママ、ジジ&ババもいつまでも好奇心を!)
Q:最近、子どもが、女の人のきわどい挿絵や写真の本をよく見ています。どのように対応したらいいでしょうか?(小6男の子の母)
A:男の子が、異性に興味・関心を持ち出したということで、そのような発達段階になってきたということです。ですから、雑誌のセクシーな漫画や挿絵を見ていても、それだけのことでしたら許容してあげてください。そして、「あら、そんなのを見ているの・・・」と、さりげなく話題にしてみましょう。父親は、成長過程でそのようなことは体験済みですから、「最近、〇〇は、…なんだけれど、どうしたらいいの?」と相談してみてください。きっと、いい案が出てくると思います。(厳しく禁止しすぎて、親に内緒で、ますます激しくならないようにすることが大切です)
学校の先生がたのQ&A(先生にもわからないことがある!)
Q:「道徳科」の2019年度年間指導計画を作成しています。教科書通りに作成した方がいいですか?(道徳教育推進教師)
A:道徳科になって、教科書を主たる教材として使用して授業することになりました。ただし、国語・社会・算数・理科のように、系統立てて学ぶのではないので、教科書の使い方の順序は柔軟でいいと思います。
もちろん、教科書は順番に学習して効果が上がるように配慮されていますから、教科書を基本にして考えるといいと思います。その上で、学校の考え方、児童生徒の実態、これまで開発して使用してきた自作教材や郷土資料などを考慮して、年間指導計画を作成するようにします。教科書を基盤にしながら、学校流を加味するということです。
(三宅H)
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