2017年07月05日

会館だより「かけはし」

        自分も、ほかの人も守る!! 

 暇を持て余し片づけをしていたら、当時勤務していた東京学芸大学付属小金井小学校の古い「生活指導だより(昭和55年=1980年、7月)」が出てきました。今でも通じる内容でしょうか?
余計なことですが、当時は1学級45人で、各学年4学級あり、私は初めて学年主任(4学年)になり、遠藤慈郎、小林道正、佐藤澄子(いずれも仮名)の先生方と、子どもへの教育的愛情に燃えて、あれこれ頑張っていたことを懐かしく思い出します。

 <安全を意識させて行動させる>
  夏休みの事故では、交通事故(特に自転車による事故)が多いです。
 自分の命を守るために規則は絶対に守らなければならないことを具体的 に、体験的に躾けることが大切です。叱られるからではなく、自分の命 を守るために安全を心掛け実行させたいものです。
★最近は、自転車が加害者になることがありますから、自分の安全のためだけでなく、他人(特に、高齢者や幼児)にけがをさせないようにすることも大切です。
また、歩道を歩いていても、青信号で横断歩道を渡っていても「交通ルールや安全義務違反の自動車」の乱暴運転(無謀運転)で事故に遭うことがありますから、十分安全を確かめる必要があります。

 <結果を予測して行動させる>
  花火と水の事故も多いです。子供だけで花火をしたら、説明書をよく 読まないで花火をしたら、子供だけで泳いでいたら、ライフジャケット を着ないでボートに乗っていたら…どのようなことが起こるでしょう か?
  ある程度の「結果の予測」をさせ、その予防としての行動がとれるよ うにすることが必要です。家族で話し合うことをお勧めします。
★現在では、保護者もよく理解して、このような事故が減りました。とはいっても、花火による火傷や火事、海や川などの水の事故が少なくありません。最悪のことを想定して、安全第一で遊ぶように躾けることが大切です。もちろん、花火や川遊びなどは「大人と一緒にする」が原則です。(YAYU)
★備考★ [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ぜひご利用ください。

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2017年06月01日

会館だより「かけはし」

      
       前向きでどんどん変わるのが子供

 心理学者で波多野完治(はたのかんじ)の本を、学生時代も、教師になってからもよく読んだものです。少しも身に付きませんでしたが。ところで、波多野先生の本「千年語録・次世代に伝えたい珠玉の名言集」の中に次のような言葉があります。
                                                                                          
「昔はよかった」とよく聞きますね。が、本当に昔がよかったのか、そうじゃない。新しい時代に適応できなくなっただけです。                                               
 大人、特に高齢者は、「昔の若者は〜〜でしっかりしていた」「昔は、〜〜で、よかった」「最近の子供は〜〜」などということを口にすることが多いようです。かく言う私もそうであります。確かに、波多野先生の言葉通り、「現在の変化や新しい流れ」についていけないのかもしれないと思うことはよくありました。
 そういえば、「昔ガヨカッタワケガナイ」という本を読んだことがあります。詳しいことは忘れてしまいました(覚えているのだが、思い出すのが苦手になってしまった)。今の状況より昔の方がよかったと思い込みがちですが、今の方が色々な面から良いことの方がはるかに多いと、具体的に書いてありました。そう言えば、そうだと納得したように思います。
 ところで、未来が無限な子供のことに話題を移しましょう。
 私が、最後に勤務していた学校の教育目標は「みがく、かかわる、未来をひらく」でした。子供どもたちに自分「心と頭と体」を磨いてほしいということです。そして、「友だちと関わってほしい、社会とかかわってほしい、コミュニケーションがとれるようになってほしい」ということです。さらに、「未来に希望や目標をもって前向きに過ごしてほしい」と考えたからです。この目標は、もう30年も続いていますが、気に入っています。未来志向になっているからです。
 そこで、子供を、未来志向で育てることをお勧めします。子どもは、「何をして遊びたい」「あれをしたい」「何になりたい」「こういう仕事がしたい」などと前向きに考え、前向きに行動していくように仕向けたいものです。「昨日は楽しかった、今日も楽しかった、明日はもっと楽しくしたい」と言う子供は素晴らしいと思います。でも、それは固定したものでなく、明日や将来の希望はどんどん変化するのが子供で、その連続の中で育っていくように思います。
「明日も…」「明日は…」「明日こそ…」と言う前向きな子供を育てましょう(YAYU)
★備考★ [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。

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2017年05月18日

子ども・大人・教師のためのQ&A


 子どもとのQ&Aぎもんやしつもんのある子はすばらしいです!)

Q:テレビを見ていたら、男のアナウンサーが「では、このパンをめしあがってみますと、言っていました。これは正しい言い方でしょうか?(小6)

A:敬語を使おうとしていますが、これは間違いです。自分のことを言っているのですから、この場合は「では、このパンをいただきます」とか「このパンをいただいてみます」と言うのが正しいです。あなたの言語感覚は素晴らしいです。


 大人とのQ&Aパパ&ママ、ジジ&ババもいつまでも好奇心を!)

Q:給食は、保護者が給食費を払っているのだから「いただきます」はおかしいのでは、と言うことが話題になりました。我が家では、家でもいただきますと言っていますが、どう考えたらいいでしょうか?

A:誰かにごちそうになった時「いただきます」「ごちそうさまでした」は素直に納得してもらえると思います。この「いただきます」を言わない国もあります。ところで、給食のときの「いただきます」は、どういう意味なのでしょうか? 私は、父親から「命を食べているのだから、食べ物を栽培している人、食品に加工している人、運んでくれる人、お店にそろえて売っている人、料理(調理)している人、…」だから、感謝の気持ちで「いただきます」と教えてもらったので、納得したことを覚えています。子供の頃のことでした。「いただきます」は、「食べる」の尊敬語です。


 学校の先生がたのQ&A(先生にもわからないことがある!)

Q:敬語の使い方について「食べる」を例に説明してください。

A敬語には3通りの使い方があります。相手を敬う敬語として「尊敬語」、自分を控えめ(りくだる)にいう敬語として「謙譲語」、丁寧に言う敬語として「丁寧語」があります。

「食べる」の「尊敬語」は、「召し上がる」「お食べになる」「食べられる」がありますが、ふつうは「召し上がる」を使います。

また、「謙譲語」では、「いただく」「いただきます」を使います。ごちそうになった時は「美味し

くいただきました」と言うことが多いようです。

丁寧語では「食べます」を使います。敬語の使い方は、難しそうに思いますが、慣れれば案外適時適切に使えるようになります。

「丁寧な言葉遣いをしましょう」と言うだけでなく、時には、この場合どのような言い方をしたらいいのか(正しいのか)を、ロールプレイで具体的に指導するといいと思います。(YAYU

 ★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。





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posted by 豊島修練会 at 15:55| 会館だより「かけはし」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする