2017年10月01日

会館だより「かけはし」

      正岡子規を知っていますか?
      
  最近のY子ども新聞(平成29年9月20日)の一面で、正岡子規を特集していました。その右下に「正岡子規の好きだったスポーツはなんでしょう?」と いうクイズが出ていました。私は、すぐに「野球」と分かりました。
 なぜ知っていたかというと、正岡子規は、一高(東大の予備門で、同級生に夏目金之助(後の漱石)がいた)時代、野球に夢中だったことを知っていたからです。
 正岡子規は、当時、キャッチャーをしていました。正岡子規は、子供の頃は、常規(つねのり)といい、一高時代は升(のぼる)と言っていました。そこで、自分の名前(のぼる)に引っ掛けて、「野ボール」すなわち「野球」と自分のことを言っていました。俳句を作る人は、雅号という俳句用の名前を持っていますが、正岡子規の雅号は「野球」だったのだそうです。ところで、夏目漱石の「漱石」は、実は、正岡子規の雅号「漱石」を譲ったということが言われています。真実かどうかはわかりません。
 このことから、当時アメリカから入ってきた「ベースボール(baseball)」を「野球」と翻訳したのは、正岡子規だという説があるのだそうです。
 正岡子規の傑作の5つのうちの一つに、次の俳句があります。

  柿くえば 鐘がなるなり 法隆寺
 たぶん、子どもでも知っていると思います。実は、正岡子規は柿が大好物だったそうです。この俳句は、夏目漱石から柿を送ってもらった時に、そのお礼の気持ちを俳句にして、夏目漱石宛の手紙に添えたものだそうです。
 JR鶯谷駅の近くの根岸に、正岡子規が母親と妹の介護を受けて住んでいた「子規庵」があります。今でも、正岡子規の終(つい)の棲家を見学できます。近くに根岸小学校がありますが、その真向かいにある豆腐専門料理「笹乃雪」の俳句好きの経営者ら地域の俳句同人の方々に子どもたちが俳句の手ほどきを受けていた頃を懐かしく思い出します。どうぞ、難しく考えないで俳句を作りましょう!  (TY&YY)
★[成美教育文化会館](せいびきょういくぶんかかいかん)で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。

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2017年08月31日

会館だより「かけはし」

       大切な「100のことば」
  
 子供の頃、はずかしやがり屋で話が苦手で、悩んだものです。この性格は、高校時代まで引きずり、女生徒と話したのはほんの数回(本当は話したかったんだよ)でした。
最近、「子供に伝えたい・今も昔も大切な100のことば」(サンリオ 辻信太郎)と言う本を読みました。小学校中・高学年くらいを対象にした本で、職場で回覧したら大人気でした。もう少し、早くこの本(この本に書いてあること)に出会っていたら、人生が少し変わっていたかもしれません。
 特に気に入った言葉を紹介しましょう。家族で話題にするといいと思います。                                                                             
 ○心から話しあえるともだちっていいなあ          
 ○何かをしてもらったらありがとうといおう
 ○自分から道をゆずろう
 ○きょうだいは助け合ってなかよくしよう
 ○きもちはことばにしなきゃつたわらない
 ○つまらないケンカはしない
 ○いやなしごとはさっさとかたづけよう
 ○相手のきもちになって考えよう
 ○せきにんを人におしつけない
 ○まちがっていたらすなおにあやまろう
 ○自分がしてほしくないことはしない
 ○人がみていなくてもわるいことはしない
 ○相手のいいところをほめてあげよう
 ○人とのやくそくは守る   
                               等々100のことば                                      
 この本は、今から約400年前に中国四川省成都(40年程前に、旅行したことがあります。すてきな所でした。)の洪応明(こうえんめい)と言う人が書いた「菜根譚(さいこんたん)」という本に出ていることを基にしています。大人向けの本ですが、興味・関心のある方は、市立図書館で探して読んでみてください。
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2017年08月03日

会館だより「かけはし」

                  一人でも、みんなとも 

 猛暑の毎日が続いていますが、お変わりありませんか。日本には四季があって、それが自然の様々な変化、生活や文化・伝統に特色を醸し出しているのが特徴です。この暑さもその中の一つです(と思って楽しんでください)。
8月号に続いて、東京学学芸大学附属小金井小学校の37年前の「生活指導だより」(37年前)の一部を引用します。
 さて、その内容は、今でも通じるでしょうか?

<一人でも、友達とでも遊べる>
 子どもが一人で遊ぶことは、自分の興味・関心が中心となるので個性を伸ば
 すことにつながります。
 集団で遊ぶことは、協力したり、対立したり、妥協したりなどの経験を通し
 て、社会性を伸ばすことにつながります。
 夏休みは、この両方の遊びを十分に経験させたいものです。
★これは、現在でも通じると思います。
 でも、せっかく友達同士が集まっているのに、一人一人は個々にゲームに熱中している状況を目にすることがよくあります。一人の時は一人でしかできない遊び、みんなが集まった時は集団での遊びができるようにしたいものです。

 <手作りの遊びをさせる>
 最近は、一昔前に比べて、自分で遊びを創り出すとか、自分で作った道具で
 遊ぶとかいうことが少ないようです。
 表面的なドタバタのおもしろさ、出来合いのゲームセンターの安易な楽しさ
 の中へ子供が逃げ込まないように、手作りの遊びをさせましょう。

★前半は今でも通じると思います。だから、雑誌を手掛かりにしながら、あるいは両親や祖父母の昔遊びを再現したり、自分で工夫したりすることの遊び体験が大切です。
後半も今でも通じると思います。ただし、当時のゲームセンターは素朴なものでした。現在のゲームセンターは賭博的な要素が強く、依存症が心配です。また、ゲームも面白いものが多く依存症になることも多く、子どもと使い方の約束する必要があります。さらに、スマホ、LINE、SNSという新しいことも日常化し、家族でのルール作り、学校の指導も必要になっています。(YAYU)
★備考★ [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。どうぞご利用ください。

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