2021年07月29日

会館だより「かけはし」

          もっと漢字を大事にしよう

 この頃、新聞を読んでも、TVを視ても、商店街の広告を見ても、「カタカナ語」が多く、 かけはし8月01.JPG びっくりします。「これはどういう意味かな?」と、調べて書き留めていたら、なんと116頁

にもなってびっくりしています。

 もっと日本語を大事にしないと、いつの間にか日本語が消えてしまいそうな気がしてなりません。

 そんな意味で、今号は、漢字について書いてみることにしました。

 誠に恐縮ですが、次の漢字に読み仮名を振ってください。お子さんと一緒にやってみましょう。テストではありません(笑)。

旅行(  )行列(  )行脚(  )行く(  )行く(  )行う(  )

一生(  )往生する(  )生物(  )生きる(  )生む(  )

生糸(  )生卵(  )生える(  )生(  )

分別(  )部分(  )八分通り(  )分ける(  )分かる(  )

後半戦(  )食後(  ) 仕事をした後(  )後ろ(  )後れる(  )

晴れ後曇り(  )

正直(  )直接(  )直角(  )直ちに(  )直す(  )

直下型地震(  ) 上下(  )下ろす(  )下る(  )

ぶら下がる(  ) 下を向く(  )舞台の下手(  )青空の下(  )

 答えは、順に、行(りょこう、ぎょうれつ、あんぎゃ、いく、ゆく、おこなう)、生(いっしょう、おうじょうする、せいぶつ、いきる、うむ、きいと、なまたまご、はえる、おう)、分(ふんべつまたはぶんべつ、ぶぶん、はちぶどおり、わける、わかる)、後(こうはんせん、しょくご、しごとをしたあと、うしろ、おくれる、はれのちくもり)、直(しょうじき、ちょくせつ、ちょっかく、ただちに、なおす)、下(ちょっかがたじしん、じょうげ、おろす、くだる、ぶらさがる、したをむく、ぶたいのしもて、あおぞらのもと)と読みます。

 どれくらいできましたか。54321で評価すると、正解が1〜10個は1、11〜20個は2、21〜30個は3、31〜35個は4、36〜39個は5ということになります。特に「生」の読み方が難しかったかもしれません。

 お子さん(小中学生)の教科書を借りて、「この字、何の字、気になる字(この木、何の木、気になる木)」と、漢字の読み方と、その意味をもう一度確認してみましょう。結構知識が豊かになり楽しくなりますよ。(H.K)

<備考> [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「成美教育文化会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。一度、覗いてみてください。

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2021年07月01日

会館だより「かけはし」

夏目漱石と正岡子規と寺田寅彦〜先生と教え子〜

 東京都庁が有楽町から現在の新宿に移転したのは、平成3年3月のことです。当時第二庁舎の29階に勤務していました。ある時、仲間たちと正岡子規のことを話していたら、当時の読書家の部長から正岡子規のことを話題にするなら「これを読め」とばかりに「病床六尺(岩波文庫)」を渡され、読みました。

 それから8年後の平成10年4月に、JR鶯谷駅の近くに勤務することになりました。近くに、「病床六尺」の舞台となった「子規庵」がありました。この本の内容が、妙にはっきり想い出され、何回も訪れたものです。

 ところで、最近、寺田寅彦著「漱石先生(中公文庫)」を読む機会がありました。教師をしていたので、書名の「教師」と「漱石」になんとなく惹かれて手に取ったのです。著者の寺田寅彦(1878〜1935年)は、物理学者・随筆家として知られている人です。

 読み進めると、寺田寅彦は、当時熊本県の旧制第五高等学校の頃、夏目漱石(当時、夏目金之助)先生から英語を習ったことが分かりました。つまり、漱石と寅彦は先生と生徒の関係でした。本書は、尊敬の念を抱きつつ、私の先生はあの著名な夏目漱石だと誇らしげに師弟関係を綴ったものなのです。私たち教師は、夏目漱石のような著名人ではないが、多くの教え子から頼りにされ、慕われていることは、素晴らしいことであることを自認してよいと思います。

その頃、漱石は俳句を詠んでいて、寅彦も一緒に勉強していたということです。そして、驚くことに、漱石は正岡子規を俳句の師と仰ぎ、鶯谷の子規庵に手紙を出し、俳句の指導を受けていたということです。つまり、子規は漱石の俳句の先生で、寅彦は漱石の教え子であるとともに子規の孫弟子と言うことになります。

本書を読んでいると、夏目漱石、正岡子規、芥川龍之介、津田清楓(画家)、高濱虚子、中谷宇吉郎、そして寺田寅彦の人間としての交わりが伝わってきて、はるか昔の温もりを感じました。思い出に、長々とお付き合いいただきありがとうございました。(H.K)

<備考> [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「成美教育文化会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。一度、覗いてみてください。
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2021年06月24日

しゅうれん会「気になる一冊」

子どものほん(子ども、小学生&中学生)

濱正伸箸「メシが食える大人になる!よのなかルールブック」 日本図書センター 本体1430

 この本は大人が読んで子供に教えるために書いたものです。でも子供が読んでも「すぐに嫌い、苦手と言って、自分の世界をせばめない」「しかられることにくじけない」「なぜだろうと考える習慣を身に付ける」など50ものことが学べます。

 図書館などで読んで、お家の人と話し合ってみましょう。

大人の本(パパ&ママ、ジジ&ババなど)平山英三・文、平山和子・絵「おにぎり」福音館書店 本体990

 日本人は子供も大人も「おにぎり」が大好きです。この本は幼児向け(2歳から小学校1年程度)の絵本で、おにぎりの作り方が分かりやすく説明されています。

小さな子には読んで聞かせ、字が読める子には自分で読ませて、「おにぎり」つくりをさせたらいかがでしょうか。「ここは、こうするといいよ・・」と、おうちの人の出番もあります。

 「ご飯を炊いて、手のひらに水をつけて、塩を少しつけて、熱々のご飯を手の平にのせて、ぎゅっ、ぎゅっと固めて、真ん中に梅干しを埋めて、手の中でぐるぐるまわして、海苔をまいたら、幸せのかたまり「おにぎり」の出来上がり」となります。いろいろな材料で、「我が家のおにぎり」も作ってみましょう。

学校の先生のブック(小学校・中学校の先生)伊藤由佳理著「美しい数学入門」 岩波新書 本体902

 新学習指導要領では、「知識・技能」の習得、「思考力・判断力・表現力」の育成、「主体的に学習に取り組む態度」の涵養を目指しています。そして、数学科では、「数学的活動の楽しさや数学のよさを実感して粘り強く考えたり、数学を生活や学習に活用したり、問題解決の過程を振り返って評価・改善しようとしたりしている(算数科も同様の趣旨)」ことを評価することになりました。しかし、少し難しいところがあるので、どういうことで、どのような価値があるかが、分かりにくい所は飛ばして読んでも理解できると思います。

 算数嫌い、数学嫌いをつくらず、楽しく学べるように指導するヒントを、本書の中から探してみてください。                                          (積読のH.K)

 ★備考★話題提供のために紹介しているだけで、購読を勧めるものではありません。

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