2017年06月01日

会館だより「かけはし」

      
       前向きでどんどん変わるのが子供

 心理学者で波多野完治(はたのかんじ)の本を、学生時代も、教師になってからもよく読んだものです。少しも身に付きませんでしたが。ところで、波多野先生の本「千年語録・次世代に伝えたい珠玉の名言集」の中に次のような言葉があります。
                                                                                          
「昔はよかった」とよく聞きますね。が、本当に昔がよかったのか、そうじゃない。新しい時代に適応できなくなっただけです。                                               
 大人、特に高齢者は、「昔の若者は〜〜でしっかりしていた」「昔は、〜〜で、よかった」「最近の子供は〜〜」などということを口にすることが多いようです。かく言う私もそうであります。確かに、波多野先生の言葉通り、「現在の変化や新しい流れ」についていけないのかもしれないと思うことはよくありました。
 そういえば、「昔ガヨカッタワケガナイ」という本を読んだことがあります。詳しいことは忘れてしまいました(覚えているのだが、思い出すのが苦手になってしまった)。今の状況より昔の方がよかったと思い込みがちですが、今の方が色々な面から良いことの方がはるかに多いと、具体的に書いてありました。そう言えば、そうだと納得したように思います。
 ところで、未来が無限な子供のことに話題を移しましょう。
 私が、最後に勤務していた学校の教育目標は「みがく、かかわる、未来をひらく」でした。子供どもたちに自分「心と頭と体」を磨いてほしいということです。そして、「友だちと関わってほしい、社会とかかわってほしい、コミュニケーションがとれるようになってほしい」ということです。さらに、「未来に希望や目標をもって前向きに過ごしてほしい」と考えたからです。この目標は、もう30年も続いていますが、気に入っています。未来志向になっているからです。
 そこで、子供を、未来志向で育てることをお勧めします。子どもは、「何をして遊びたい」「あれをしたい」「何になりたい」「こういう仕事がしたい」などと前向きに考え、前向きに行動していくように仕向けたいものです。「昨日は楽しかった、今日も楽しかった、明日はもっと楽しくしたい」と言う子供は素晴らしいと思います。でも、それは固定したものでなく、明日や将来の希望はどんどん変化するのが子供で、その連続の中で育っていくように思います。
「明日も…」「明日は…」「明日こそ…」と言う前向きな子供を育てましょう(YAYU)
★備考★ [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。

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2017年05月18日

子ども・大人・教師のためのQ&A


 子どもとのQ&Aぎもんやしつもんのある子はすばらしいです!)

Q:テレビを見ていたら、男のアナウンサーが「では、このパンをめしあがってみますと、言っていました。これは正しい言い方でしょうか?(小6)

A:敬語を使おうとしていますが、これは間違いです。自分のことを言っているのですから、この場合は「では、このパンをいただきます」とか「このパンをいただいてみます」と言うのが正しいです。あなたの言語感覚は素晴らしいです。


 大人とのQ&Aパパ&ママ、ジジ&ババもいつまでも好奇心を!)

Q:給食は、保護者が給食費を払っているのだから「いただきます」はおかしいのでは、と言うことが話題になりました。我が家では、家でもいただきますと言っていますが、どう考えたらいいでしょうか?

A:誰かにごちそうになった時「いただきます」「ごちそうさまでした」は素直に納得してもらえると思います。この「いただきます」を言わない国もあります。ところで、給食のときの「いただきます」は、どういう意味なのでしょうか? 私は、父親から「命を食べているのだから、食べ物を栽培している人、食品に加工している人、運んでくれる人、お店にそろえて売っている人、料理(調理)している人、…」だから、感謝の気持ちで「いただきます」と教えてもらったので、納得したことを覚えています。子供の頃のことでした。「いただきます」は、「食べる」の尊敬語です。


 学校の先生がたのQ&A(先生にもわからないことがある!)

Q:敬語の使い方について「食べる」を例に説明してください。

A敬語には3通りの使い方があります。相手を敬う敬語として「尊敬語」、自分を控えめ(りくだる)にいう敬語として「謙譲語」、丁寧に言う敬語として「丁寧語」があります。

「食べる」の「尊敬語」は、「召し上がる」「お食べになる」「食べられる」がありますが、ふつうは「召し上がる」を使います。

また、「謙譲語」では、「いただく」「いただきます」を使います。ごちそうになった時は「美味し

くいただきました」と言うことが多いようです。

丁寧語では「食べます」を使います。敬語の使い方は、難しそうに思いますが、慣れれば案外適時適切に使えるようになります。

「丁寧な言葉遣いをしましょう」と言うだけでなく、時には、この場合どのような言い方をしたらいいのか(正しいのか)を、ロールプレイで具体的に指導するといいと思います。(YAYU

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posted by 豊島修練会 at 15:55| 会館だより「かけはし」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月07日

会館だより「かけはし」

         子供の話を聞き尽くそう 
      
 新学期が始まって1か月が過ぎ、お子様の学校生活はいかがでしょうか? 緊張した4月が過ぎ、新しい学校、新しい学年、新しい学級、新しいクラブ活動に慣れて、楽しくなってきたでしょうか? この時期は、学校生活や学習が順調にいっている子供もいる一方で、例えば、給食が苦手、友達ができない、皆からさけられている・仲間外れにされている、係りや当番活動がうまくできない、クラブ活動や学校生活がうまくいかないなど、悩んでいる子供もいます。
また、席に坐って勉強するのが大変(1年生)、勉強が難しくなった、英語がよく分からない、算数が苦手で困っている、友達の前でうまく発表できないなどと、学習の悩みも少なくありません。こんなときどうしたらいいでしょうか!?
まず、お子様の話をじっくり聴き尽くしてください。「そうなの…」「大変なんだね。それなのによく頑張っているじゃない。」「それで…」と、真剣に話を聞いてあげましょう。
そして、「良く話してくれたね。学校のことも、○○ちゃんのこともよく分かったわ。」「○○ちゃんが自分のことを話せるようになって、ずいぶん成長したと思って、お母さんはうれしいわ」などと、優しく受け止めてあげてください。
その上で、「どうしたいのか」、「どうしてほしいのか」、「どうなってほしいのか」などについて、話を向けてみましょう。無理やり聞き出そうとすると、貝のように口を閉ざして何も話さなくなりますから、焦らないことです。
もし、お母さん(お父さん)に、似たような体験があり、どうしたのかという記憶がありましたら、「お母さん(お父さん)は、……と……して……」と話してやることもいいかもしれません。夕食時に話を「うんうん…」「それで……」「そうなのか……」と聞いていると、「それで…、○○したら…うまくいったよ」となることもあります。
 でも、いじめと友達関係は、「@悩んでいること、されていること」を明確に捉え、「Aその原因(要因)」をできるだけはっきりさせ、「B子どもに言い聞かせて解決できること」はそうし、「C子供には解決が無理な場合」には「D担任に相談」させる、それが無理な場合には「E親が担任に直接相談」する。それでもダメな場合には「E校長先生に相談」して対応していただく。それでもうまくいかないときは「F教育相談」か「G教育委員会」にお願いするようにします。子どもを最後まで守るのは親しかいません。(YAYU)
★備考★ [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。

posted by 豊島修練会 at 11:26| 会館だより「かけはし」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする