2019年11月30日

会館だより「かけはし」

         AI(人工知能)への不安と期待

 今年ほど、AI(artificial intelligenceアーティフィシアル・インテリジェンス)について、不安を感じたり、期待をしたりしたことはありませんでした。

AIが進歩した何十年後には、今ある仕事の大部分は、AI搭載のロボットに奪われてしまうと言われています。では、人間のする仕事として、その時でも残っている仕事とは、どのような仕事なのでしょうか? 

 自動運転や3K「きつい、きたない、きけん」の仕事をロボットに代わってもらえるのはありがたいです。でも、残された仕事とはどのようなもので、少ない仕事を人間同士が奪い合うことになるのだろうかと心配になります。

 また、子供たちに「知識や技能を教える」だけならAI搭載のロボット先生が指導できるので、そのような先生はいらなくなるそうです。では、人間の先生が必要なのは、どのようなことをする学校なのでしょうか?

 令和2年度から行われる新しい学校教育では、「知識・技能」の理解と習得だけではなく、「思考力・判断力・表現力」を育てることや「主体的に学習に取り組む態度」を養うことを重視することになります。これからの学校(先生)は、子供たちにどのような資質・能力(能力・態度)を身に付けたらよいか真剣に考え、保護者と協力して育てていく必要がありそうです。子供たちをAI搭載ロボットに使われる人間にしたくありません。保護者会で、是非話題にしてください。                      (木瓜KH)

◆施設紹介:@成美教育文化会館(教育・文化・芸術・料理・展示・ダンス・催し物、研修などの会場貸し出し)のほか、A一宇荘(いちうそう、山の宿泊施設)や至楽荘(しらくそう、海の宿泊施設)もあります。ご利用をお待ちしております。

<備考> [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「成美教育文化会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。一度、覗いてみてください。

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2019年10月31日

しゅうれん会「気になる一冊」

子どものほん(子ども、小学生&中学生)

太田寿著「マンガ歴史人物に学ぶ大人になるまでに身につけたい大切な心@〜D」    

1万年堂出版 本体各1200

 皆さん、学校の「道徳科」の授業はいかがですか? これからどのような人間になるのか、どのような生き方をするのか考える大切な時間ですから頑張ってください。この本は、歴史上の人物から、努力「困難にぶつかっても、あきらめないで…フライドチキンを世界に広めたカーネル・サンダース」、思いやり、約束、友情、信念「悪口を言われてもくよくよしない…南極探検をした白瀬矗(しのぶ)大尉」、正直、気配り「相手の立場に立って、優しい言葉や親切を…三献茶「さんけんちゃ」で有名な武将石田三成」などを、漫画を楽しみながら学ぶことができます。

大人の本(パパ&ママ、ジジ&ババなど)

堤隆著・北住ユキ画「冒険考古学・失われた世界への時間旅行」新泉社 本体1800

 13歳からの考古学につい、考古学者の堤さんと挿絵・絵本画家の北住さんが書いた本で、子供向けのものであるが、大人も楽しめ、家族団らの話題として紹介することにした。

 1章「白い鹿40000年前(旧石器人と出会い、ワイルドな原始生活を体験する)」、2章「東京郊外・現代」、3章「青い実10000年前(縄文時代には何を食べ、どんな生活をしていたのかサバイバル生活を体験する)」、4章「多摩蘭坂・現代」、5章「赤い実5000年前」、6章「栃原岩陰・現代」、7章「失われた翼3000年前」、8章「神津島・現代」と、大昔と現代を行ったり来たりで面白い。

学校の先生のブック(小学校・中学校の先生)

鹿毛雅治著「授業という営みー子どもとともに「主体的に学ぶ場」を創る」

教育出版 本体2800円

 先生は、「子供がよく考え、よくわかり、意欲的に学ぶ授業」を目指して頑張っている。本書は、そうした前向きな先生に、どのように授業を創ったらよいか「T授業を構想する―デザイン論8項目31ポイント」、どのように授業を進めたらよいか「U授業を展開する―プロセス論10項目39ポイント」、そして、自分の指導ぶりをどのように自己評価したらよいか「V授業を省察する―リフレクション論6項目27ポイント」を、具体的に、平易に、明確に示したものである。よい授業を目指す先生方の参考書に、若手教師を指導する立場にあるベテランの先生方のテキストに、研究主任の校内研究の手掛かりになる。 (BOKE−K)

 ★備考★なお、話題提供のために本を紹介しているだけで、購読を勧めるものではありません。 [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「気になる1冊」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「成美教育文化会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。

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会館だより「かけはし」

    反面教師としての教え!<とんでもないショックな事件>

神戸市立H小学校で、若いA先生を、4人の先輩教師がいじめるという前代未聞のショッキングな事件が起きました。(新聞、TVで報道されているので、詳細は省略します)

いじめられていたA先生は、現在、体調を崩して、学校を休み治療していますが、担任していた学級の子供たちに次のようなメッセージを寄せました。

 子どもたちへ

 急に先生が変わってびっくりしたね。ごめんね。―中略―

 先生はよく「いじめられたら誰かに相談しなさい」と言っていたね。しかし、その先生が助けを求められずに、最後は体調まで崩してしまいました。

 「ごめんなさい」今の先生だからこそ、お願いがあります。つらい時、悲しい時、自分一人でかかえ込まずに、誰かに相談してください。必ず誰かが手を差し伸べてくれます。助けてくれます。

 いつか、みんなの前で、また、元気になった姿を見せに行きます。その時を夢見て、先生もがんばります。

 「反面教師」とは、「悪い見本(悪い例)として、そこから学ぶことができる」という意味で使われます。A先生は、いじめなど「困ったことがあったら誰かに相談しましょう!」と、子供たちに指導しておきながら、自分では実行できませんでした。それを、上記のように反省し、子供たちに「反面教師」の役割を果たしました。

 担任のA先生の「反面教師、悪い見本(悪い例)」に触れて、子供たちは心の底から理解できたと思います。A先生、健康を回復し、また誠実に子供たちと向き合う先生になってください。

 友人の家では、三世代6人家族で、TVをみたり、新聞を読んだり、生活の中で起こった色々なことについて、あれこれ感想を言い合っているそうです。素晴らしい!

◆備考:「成美教育文化会館」または「公益財団法人豊島修練会」で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「成美教育文化会館」の貸出など様々な情報が閲覧できます。一度、覗いてみてください。

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