2018年02月01日

会館だより「かけはし」

        「忘れ物」に困っています!

 忘れ物に困っている人は、子ども(宿題をやったのに学校に持っていくのを忘れた)から大人(改札口でパスモの忘れに気付いた)、高齢者(コンビニで代金を払おうとしたら財布を忘れた)に至るまで、大勢います。忘れ物をしない「コツ」はないのでしょうか。
 アメリカの大学のジェームズ・リーンズ博士は、忘れ物について研究しました。リーズン博士は、失敗をする傾向には、ボケ型とドジ型の2種類があることを発見しました。
〇ボケ型:記憶力に原因のある失敗です。待ち合わせをすっぽかした、風呂の電気を消し忘れたなど、しなければならないことを、つい忘れてしまうのです。
〇ドジ型:注意力に原因のある失敗です。違う雑誌を買ってしまった、行き先の違う電車に飛び乗った、石につまずいて転んだなど、うっかりした失敗です。
 また、リーンズ博士は、失敗を次の3つのタイプにも分けています。
★スリップ型:動作のミスが原因の失敗です。宿題をファイルにはさんだのに、違うファイルを持っていったなど計画は良かったが、実行の段階で失敗してしまったものです。
★ラプス型:記憶のミスが原因の失敗です。友達に頼まれたものを袋に入れようとしていたら、宅急便の対応をしていて、入れ忘れてしまったなど計画を実行している途中で、計画を忘れてしまったものです。
★ミステイク型:計画の間違いによる失敗です。今日の会合で必要な物だと入れたが、実は役立たない物であったなど、正しく実行していたが、計画が間違っていたものです。
 忘れ物は、この3つの★に対策をすると少なくすることが出るそうです。
★スリップ型は、確認をすることを心掛けることによってかなり防げます。
★ラプス型は、メモに書いて見やすい所に貼っておいたり、スマホにメモを入れておいたりし、確認するようにすると効果があります。
★ミステイク型の忘れ物を少なくするのは、意外と難しいものです。「何をするのだ(目的、計画)」から、「これが必要なのだ(行動、実行)」と、きちんと計画ができるようにする必要があります。
 あなたの、あなたのお子様の忘れ物の傾向は、3つの★のどれが多いですか。多くの人は、★ラプス型が多いのだそうです。ともかく、一番効果があるのは「確認すること」だそうです。余りにも当たり前すぎますが、「簡単」で「当たり前」のことが、実は大事なのですね。(BOKE三宅)
★備考★ [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ぜひご利用ください。

posted by 豊島修練会 at 10:25| 会館だより「かけはし」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月06日

会館だより「かけはし」

         お正月.pngあけましておめでとうございます。
      
  新年明けましておめでとうございます。健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
 旧年中は「かけはし」をご愛読賜り、ご感想や励ましなど頂戴し、ありがとうございました。また、成美教育文化会館、鵜原の至楽荘、茅野の一宇荘をご利用賜り、このことにつきましても心から御礼申し上げます。
 今年も、「地域の文化教育センター」として、また、「児童生徒の体験活動の場」などとしての役割が果たせるよう、職員一同誠実に努力いたします。
どうか、旧年に倍してのご指導・ご支援・ご利用のほどよろしくお願い申し上げます。
          平成30年元旦
                         公益財団法人豊島修練会・成美教育文化会館 事務局一同

        指を使ったかけ算九九

  今月は、昔ヨーロッパの農民が使っていたと言われている指を使った九九(ただし、かける数もかけられる数も6以上の場合)の仕方を紹介します。 
指.jpg




 小指6、薬指7、中指8、人差し指9、親指10とします。6×9は次のようにします。自分の方に両手を広げ、左手の6の指を折り、右手の6789の指を折ります。折った指1本は10と考えて10+40=50、折っていない指は1と考えてかけ算をして4×1=4とし、両方を足して50+4=54とします。つまり、6×9=54と求められます。
 9×8はどうしますか?自分の方に両手を広げ、左手の6789の指を折り、右手の678の指を折ります。折った指1本は10と考えて40+30=70、折っていない指は1と考えてかけ算をして1×2=2とし、両方を足して70+2=72とします。つまり、9×8=72と求められます。(教育社「第4学年トレーニングペーパー」昭和51年6月号p11に、私が紹介したものです)     ところが、最近、新聞で「両手でわかる九九の解」と言う記事を読みました。
かけはし 指.png



  それによると、考え方は同じですが、やり方のちょっと違う方法が紹介されていました。9×8で説明していました。それによると、両手を広げて9と10の差が1なので左手の指を1本折る。8と10の差は2なので右手の指を2本折る。立っている指は4+3=7で十の位、折っている指は1+2=2で一の位、よって98=72となります。(読売新聞2017年10月25日サイエンスナビゲーター桜井進「週刊たま手箱」) 新聞には、なぜ九九の答えが指を使って求められるかを、図と式を使って数学的に解説してあります。
★備考★ [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。




      
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2017年12月03日

会館だより「かけはし」

       簡単で難しい「ほめて成長させる!」 

 ほめたつもりが、お世辞と取られたり、皮肉と誤解されたりすることもあります。「ほめればブタでも木に登る」「ほめられ、その気になって欲しくもない物を買ってしまった」ということも聞きます。人をほめることは、簡単なようで難しいものです。
 ところで、新聞の投書欄(Y新聞9月24日気流欄:読者の声)を読んで、感心した。担当者の優れた編集力で、「ほめて成長させる」ことの大事さとほめ方を見事に教えてくれるからである。要約してその要旨をお知らせします。私も、そうするよう努めています。
<★中学生の父親>運動の苦手な子どもが、部活動の顧問の先生が、子どもの特徴を認め、ほめ、短所と思われることを長所に置き換え卓球好きに、前向きに楽しむよう変身させた。
<★教師より教え上手の子供>ほめて子どもを育てようと努めているがつい叱ってしまう。ところが子供から「先生似合う」「先生美人」「字がうまいね」「先生優しい」などと逆にほめられてやる気にさせられている。
<★病院職員の学び>患者をほめるという考えになかなか至らなかったが、「言葉でほめず、訊く態度でほめる」ということ気づいたそうだ。相手の話を聞く時、目を見つめる、感情をこめてうなずく、メモを取る、質問するなど。相手の言いたいことがよく分かるようになり、相手の良い所が見えてきて、相手に対する笑顔が増えてきた。
<★施設職員の気づき>大人をほめるのは子ども扱いをしているようで気になる。いいことをしたときは勿論ほめますが、社会のルールに反することをしたときはきちんとなぜダメかを説明して叱ります。その人がどんな人かわかっていることが大事である。
<★祖母の生き甲斐>中3の孫娘は、料理を作ると「おいしいね。お婆ちゃんのは最高」、おしゃれをすると「すごい。かっこいいよ」、スマートフォンを教わっているが、新しい操作を見つけると「一人でやったの。天才!」とほめてくれて嬉しい。我が子をほめて育てるべきだった。
<★男性高齢者の反省>娘が、いつも孫を叱っている。「ほめて育てなさい」と注意するが、「私だって、叱られて育った」と口答えをする。ある時から学校と相談をしてほめて育てるようにし、娘は立派に成長してくれた。孫娘には、ほめて育てるようにしている。「ほめられる」幼児体験が、曾孫にまで続いてほしい。                                       (YAYU)
★備考★ [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ぜひご利用ください。

posted by 豊島修練会 at 09:45| 会館だより「かけはし」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする