2017年03月09日

子ども・大人・教師のためのQ&A

★★H29 3月 修練会Q&A.pdf
子どもとのQ&A
(ぎもんやしつもんのある子はすばらしいです!)

Q:国語の時間に、山田さんの意見と小林さんの意見は「いっしょだ」と意見を言ったら、その「言い方はおかしいよ」と先生から注意されました。「どうしてですか?」と質問しましたが、意味が分からず納得できませんでした。説明してください。(小6女子)

A:先生がどのような説明をしたのかわかりませんので、私の考えを言いますので参考にしてください。「友達と一緒(一か所に集まって)に勉強した。お母さんと一緒(つれだって)に買い物に行った。お菓子と飲み物を一緒(一つにすること)の袋に入れた。お父さんとお母さんは、同じ小学校を一緒(同時に)に卒業した。」というように使います。( )の中は意味です。考え方や意見の場合は、「同じ」「似ている」という言い方が正しいです。参考にしてください。


大人とのQ&A(パパ&ママ、ジジ&ババもいつまでも好奇心を!)

Q:夕食時に「私の趣味と友達の木村さんの趣味は『いっしょ』だ!」と言ったら、子供に「その言い方はおかしいよ。『同じ』と言うんだよ。」注意されました。おかしいですか?

A:お子さんは、言葉について感性がとても豊かです。上記の子供のAをご覧ください。「一緒」を「同じ」「等しい」の意味に誤った使い方をする人が多いです。「区別のないこと」や「同一」という意味で趣味が一緒、好みが一緒という使い方をする場合があります。ですからこの場合は、お母さんの言い方も正しい使い方です。お子さんと一緒に、国語辞典や広辞苑で「いっしょ」の意味をを詳しく調べてみてください。


学校の先生がたのQ&A(先生にもわからないことがある!)

Q:算数の研究授業で、「Aの面積とBの面積は『いっしょ』だね」と言ったら、講師の先生に「その言い方はおかしい」と言われてしまいました。「なぜですか?」と聞きそびれてしまいました。どうしていけないのでしょうか?

A:上記の子供のAと大人のAをご覧ください。講師は、「ひとまとめにする、共に、同時に」という意味の言葉「一緒」と、算数用語の「同じ」「等しい」を区別して、正しく使うよう注意を喚起したのだと思います。ということは、「Aの面積とBの面積は『同じ』だ」または「Aの面積とBの面積は『等しい』です」と、いう言い方が正しいのです。

 子どもは、これを区別することなく、どの場合にも「いっしょ」と言うことが多いですが、目くじらを立てず、「そう、同じですね」「なるほど等しいね」と、正しく言い換えるようにするといいと思います。ただし、先生は、子供にとって「日本語、

特に算数用語を正しく使うモデル」ですから、「一緒」「同じ」「等しい」を正しく使いわけてください。                               (YAYU)

★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。


posted by 豊島修練会 at 11:31| 子ども・大人・教師のためのQ&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年02月16日

子ども・大人・教師のためのQ&A


★★29年2月 修練会Q&A.pdf


子どもとのQ&A(ぎもんやしつもんのある子はすばらしいです。)

Q:ぼく、字がきたないと注意されます。どうしたら上手になれますか?(小4男

A:もし、上手になりたかったら、大きめの作文用紙(原稿用紙)に、「書き方」の教科書を見ながら、その通りにまねをして、練習してください。そうだな、毎日、10分ずつ、1か月間続けたら、びっくりするほど上手になりますよ。それから、学校でノートや学習シートに書くとき、ていねいに書くように心がけましょう。本当は、字が上手か、へたかは、気にする必要はありません。自分でも、先生にも、友達にも「間違いなく読める字」を書くことが大事なのです。(ないしょの話ですが、実は私は字がへたです。でも「君の字は読みやすいね」と言われるので、満足しています。)


 大人とのQ&A(パパ&ママ、ジジ&ババもいつまでも好奇心を!)

Q:子どもが「口下手」です。どうしたら普通に話せるようになりますか?(小5女の母)

A:実際にお子さんにあったことがないので、はっきりしたことは言えません。想像して、いくつか提案をします。試してみてください。

●家族で話(雑談)をしてください。その時、子供が話しているときは、じっくり、うなずきながら聴き尽くしてください。そして、いいところを見つけてほめてあげてください。

●大人が、だらだらした話し方をやめ、「文」ではっきり、簡潔に話して、モデルを示してください。

TVで、良い話し方をしている人を見つけて勧め、悪い話し方を見つけ批判してください。

●ゆっくりゆったり話す。


 学校の先生がたのQ&A(先生にもわからないことがある!)

Q:最近、「対話的な学び」が話題になります。どのようなことでしょうか?(経験3年目)

A:「主体的・対話的で深い学び」が新しい学習指導要領のキーワードの1つです。(詳細は、中教審答申(H28.12.21)の解説をご参照ください。)子ども同士で話し合ったり、協力して新しい考えや仕方を生み出したりすることに加え、様々な人と関わることや、本などで他者や先人から学ぶことなどがあります。

 ペアやグループの伝え合い(ダイアローグ)で相手に自分の考えを伝えたり、相手の考えを聞いたりして、つまり相互に受け入れて多様な考えに触れることができます。相手に説明することにより、自分の考えが明確になり、確かなものにすることができます。

 また、学習集団全体で議論(ディスカッション)、学び合い、考えを構造化したり、結論を出したり、まとめたり、不確かなものを協働でより良いものに高めたりすることができます。

 大事なことは、問題解決学習で、問題を解決する過程で、各人に考えを持たせ、表現させ、それを基にして「対話的な学び」をさせることです。ない袖を振らせないでください。

★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」及び「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場」の利用法など様々な情報が閲覧できます。





posted by 豊島修練会 at 13:12| 子ども・大人・教師のためのQ&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月15日

子ども・大人・教師のためのQ&A

★12月 修練会Q&A.pdf

 子どもとのQ&Aぎもんやしつもんのある子はすばらしいです!)


Q:計算は得意です。でも、文章題が苦手です。式が浮かんでこないのです。どうしたらいいですか?


A:計算が得意だということは素晴らしいことです。自信を持ってください。文章題もできるようになりたいという気持ちはもっと素晴らしいです。次のことを続けてみて下さい。 


@教科書の文章題を解く。Aその時、問題を読んで「何を聞かれているか」囲んでください。次に、それに答えるために、問題の中で使うことの文の下に――を引いてください。Bそして、何算でできるか考えて、式を書いてください。C計算して答えを求めてください。D式と,計算と、答えと、単位があっているかどうか確かめてください。この@からDを繰り返して、文章題の練習をすると、少しずつできるようになると思います。頑張ってね! 



 大人とのQ&A(パパ&ママ、ジジ&ババもいつまでも好奇心を!)


Q:テニス学力調査で、日本はいい結果が出たと聞きました。テニスで学力をどのように調査するのでしょうか?


A:ユーモアのある質問をありがとうございます。それは、TIMSS(ティムス:国際数学理科教育動向調査)と言う学力調査のことで、小学校4年生の算数と理科、中学校2年生の数学と理科の国際的な学力調査のことです。日本の小学生はよくできて、算数は49か国中5位、理科は47か国中3位です。中学生も、数学は39か国中5位で、理科は39か国中2位です。授業中がんばり、家でも勉強しているので、基礎学力がとてもよく身に付いているからです。これからは、「知識・技能を活用して、問題が解ける」ようになる勉強を頑張るとよいと思います。


 学校の先生がたのQ&A(先生にもわからないことがある!)


Q:PISA調査の結果が発表になりました。読解力が悪くなったそうです。どのようにしたら読解力の学力が向上しますか?


A:読解力の調査が行われました。2012年と2015年の成績は、参加72か国・地域の内、科学的応用力(4位→2位)、数学的応用力(7位→5位)、読解力(4位→8位)という結果になっています。読解力が低下したのは、「スマホの短文コミュニケーション」と「読書や新聞を読む機会の減少」が影響していると推測されています。分析が甘いと思います。読解力を向上させるには、課題(問題)を解決するために、長文や多量の情報の中から必要な事柄を取り出し、それらを活用して解決し、理由をあげて説明(表現)するという学習が必要です。ぜひ試してみてください。知識・技能の反復練習では向上しないと思います。


★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。


 

posted by 豊島修練会 at 12:48| 子ども・大人・教師のためのQ&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする