2016年04月21日

子ども・大人・教師のためのQ&A

子どもたちへ(小さなお子さんには読んであげてください)

 4年生の女の子から「わたし、友達があまりいないので、気になっています。どうしたらいいですか?」という相談を受けました。とてもいい質問です。

友達は多くいるか、少ないかは心配する必要はありません。心から信頼し合って、楽しく、何でも話しのできる友達がいれば、その人数は関係ないのです。

 それよりも、普通の友達と挨拶をしたり、色々なおしゃべりができたりしていますか。仲の良い友達(親友)を大切にするだけでなく、誰とでも普通に話したり遊んだりするとよいと思います。


大人の皆様へ(パパ&ママ、ジジ&ババ)

何人ものお母さんから「新しい学年のスタートに当たって、子どもの英語の学習のことが気になります。小学生の英語学習はどのようになっていますか?」と、質問されました。

現在は、外国語活動(多くの学校は英語)を5・6年生が週1時間学習しています。ところが、今、外国語活動を34年生で週1時間、56年生は英語科の学習を週2時間にする方向で検討されています。小学校は、英語で話すことになれる、外国人に話しかけたり、話しかけられてもできる範囲で受け答えをしたりできるようになることが大切だと言われています。

 保護者会の時に、担任の先生に質問してください。お子さんが関心を持っていれば、TVやラジオの子供向けの英会話番組を視聴させることも、英語に慣れる意味で効果的です。


学校の先生がたへ

 新年度を迎えて、新規採用の担任の先生から「学級経営案を書くことになりました。どのように書いたらいいでしょうか?」という質問をいただきました。

 初めてのことですから、基本的には、あなたの学校の「学級経営案作成の手引き」か「先輩の学級経営案」を参考にして作成することをお勧めします。

 校長先生の学校経営案、学校の教育目標、教育委員会に提出した教育課程届などを参考にしつつ、学年目標を踏まえた学級の目標、学級の子どもたちの実態(含む健康上など配慮を要する子供)、学級経営で特に重視する事柄、各教科・領域の指導の重点、保護者との連携、子どもの安全・安心の指導・対応・配慮などについて検討し、組み立てていくとよいと思います。新学年の始めで、慣れないのに色々なことを次々としなければならないので、先輩方を真似て、悩まず・ひるまずどんどん進めましょう。失敗は成功の母です。

 下書きの段階で、学年の先生、先輩の先生、校長・教頭先生に見ていただき、指導をしてもらうとよいと思います。初めから完璧なものは無理ですから、自分の思い通りに作成してみて、それに対する指導・助言を素直に受け止めて、改善していくとよいでしょう。

その際、担任する子供たちのよりよい成長を願いつつ、担任として具体的にこのような指導を1年間誠実に続けるという決意が何よりも重要です。

なお、学級担任ではない教科担任、養護教諭、教育相談などの先生も、分担していることについての「学級経営案のようなもの」を作成して、実践することをお勧めします。

posted by 豊島修練会 at 10:40| 子ども・大人・教師のためのQ&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年03月19日

子ども・大人・教師のためのQ&A


子どもとのQ&A(ぎもんやしつもんのある子はすばらしいです!)

Q:私は本を読むのは好きなのですが、感想文がうまく書けません。どのように書いたらいいですか。(小学校5年)


A:本を読むのが好きということは素晴らしいことです。それだけで百点満点です。

ところで、学校の先生から「この本の感想を書いてごらん」と言われることがあります。それは、その本を読んで、「どう思いましたか」「どんな気持ちになりましたか」「何か学んだことがありましたか」「役に立ったことがありましたか」「何か考えましたか」「私だったらこうするということはありませんでしたか」「これはおかしいと思ったことがありますか」「こうしたらよいのにと思いませんでしたか」などということが、1つでもあったらそれを書いてほしいということなのです。難しく考えないで、自分の思ったこと、考えたことを素直に書いてみましょう。


大人とのQ&A(パパ&ママ、ジジ&ババもいつまでも好奇心を!)

Q:子どもがラインにはまって、夜昼なくやっていて勉強に身が入りません。とても心配です。どうしたらよいでしょうか。


A
:ラインにはまってしまうと、相手がいるので、なかなか切り替えができません。そのために、ラインのゲームなどをだらだらとやっていて、切り替えができず、時間が守れず、「お小言の原因」になり、子どもも家族もイライラしてしまいます。周りの人に聞いてみましたが、特効薬はなさそうです。スポーツや飼育栽培など集中してやることがあるとどっぷりつかることがないそうです。また、厳密にできなくても概ねけじめがつけばよしとすることでいいのではないでしょうか、という意見が多くありました。


学校の先生がたのQ&A(先生にもわからないことがある!)

Q:学級新聞に、担任の個人的なことを書くのはおかしい。子どもの作品は公平に載せてほしいと苦情がありました。どのようなことに注意したらいいですか。


A
:学級新聞を発行する目的を再確認してみることが大切です。「学級担任の教育の考え方や方針を知らせ理解してもらい、協力してもらう」「子供の学校生活や学習の状況を知らせる」「子供の頑張っていることや育ち振りを知らせる」「子供の課題にどうに対応しているか知らせる」「子供の作品や意見などを載せる」「保護者にお願いしたい事等を知らせる」などが発行の目的と考えられます。したがって、担任の個人的なことは、活字にすることは控え、どうしても話したいときは、保護者会などの折に直接話したらいかがですか。

posted by 豊島修練会 at 14:34| 子ども・大人・教師のためのQ&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年02月10日

しゅうれん会Q&A

しゅうれん会Q&A(4).pdf
子どもとのQ&A(ぎもんやしつもんのある子はすばらしいです!)

Q:僕は運動が苦手で、体育の時間がいやで休みたいです。どうしたら体育が得意になりますか?(小学校4年)

A:体育が苦手だからと言って、別に気にする必要はありません。絵をかくの

が苦手でも、絵を見ることは好き、楽器が上手に弾けなくても音楽会で演奏を聴くのが大好きという人

はたくさんいます。スケートやラクビー、野球やサッカーができなくても見て楽しめればそれでもいい

のです。

でも、健康のためには、ある程度の体力が必要ですから、体育の時間に思い切り体を動かす、外で元

気よく遊ぶことは大切ですよ。



大人とのQ&A(パパ&ママ、ジジ&ババもいつまでも好奇心を!)

Q:6年生の子どもの学校で、学力調査が行われました。結果が気になります。どのように受け止めたらいいですか。

A:学力調査は、@教科書で学習する程度の知識や技能が身についているか見る問題、A基礎的な知識や技能を活用して問題を解決することができるか見る問題の両面を診断することになっています。平均点より上か下かを気にせず、「良いところを確認して、一層よくなるようにする」「不十分な所を見つけて、それを補うようにする」「足りないところが目に付いたら、その面を新しく学習する」というように、活用するとよいと思います。学力試験は、学力のほんの一部でかつペーパーテストで知ることのできる部分に限られているのです。「無視すること」も「気にしすぎること」も考えものです。



学校の先生がたのQ&A(先生にもわからないことがある!)

Q:子どもたちのグループや学級全体の話し合いがうまくいきません。話し合い、学び合いをどのように進めたらよいですか?

A:いきなり話し合わせようとしてもうまくいきません。まず、課題(問題)について考えたり、行ったり、作ったり、気づいたりしたことなどを、何らかの形で表現させます。それを基に話し合わせるようにします。その際、まず、ペア(隣同士)やグループで話し合い(dialogue=ダイアログ≒情報交換や分かり合い)をさせるようにします。このことによって、すべての子供が、自分の意見を述べたり、相手の考えを聞いたりする体験ができます。その上で、全体での学び合い(discussion=ディスカッション≒結論やまとめに向けての話し合い)をするとよいと思います。代表的な考えなどを出し合い、みんなで検討し、新しいことを学び取ったり、まとめたりします。このような活動を積み上げていくと学び合う力が徐々に育っていきます。

posted by 豊島修練会 at 11:17| 子ども・大人・教師のためのQ&A | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする