今月は、スマホの話題にしぼります。
子どもたちへ(小さなお子さんには読んであげてください)
あなたはスマホを使っていますか。スマホはとても便利で楽しいものです。でも、間違った使い方をすると、困ったことが起こります。家族や先生と相談して、「スマホの使い方のルール(きまり、やくそく)」と「スマホを使う時のマナー(れいぎ、ぎょうぎ、たいど)」のをきめて、守るようにしましょう。LINEやSNSで、自分のことを知らせたり、誘われてだまされたり、誘拐されたりしないように気を付けましょう。
大人の皆様へ(パパ&ママ、ジジ&ババ)
最近、スマホの使い方が不適切で、子供も大人も被害にあうことが多く発生しています。特に、子供の場合、「裸の写真を送信して拡散される」「お金をだまし取られる」「不用意に会って性被害に遭う」「誘いに応じ誘拐、連れ回し、監禁される」などが目立っています。
スマホを与える時は、家族で「スマホのルール(きまり、約束)とマナー(行儀、態度)」について十分に話し合ってください。友達に対して悪口やいじめなど嫌なことをしないだけでなく、自分が騙されないようにすることの両面が大切です。
そして、時々、使い方について家族で情報交換をして、子供を「悪」から守りましょう。
学校の先生がたへ
スマホは禁止するのではなく、子供に持たせ、その正しい使い方をきちんと指導する時代になりました。保護者と協力して、「スマホのルール」と「スマホのマナー」を、学級活動や生活指導、道徳科の授業で学年の発達段階に応じて指導することが大切だと思います。その際、次のような視点などから指導することが考えられます。
〇家庭と協力して、スマホの機能と活用の仕方、スマホの「ルール&マナー」を指導する。
〇いじめ(仲間外し、誹謗中傷、噂、個人情報拡散など)や迷惑行為をしない。
〇被害(金銭的・物的被害、性被害、誘拐、監禁、連れ回し、個人情報拡散など)に合わないように気を付ける。困ったときは、すぐに家族や先生に知らせ、相談するよう指導する。
〇時々、報道記事などを紹介して、適切な使い方を振り返えらせる。
〇学校便りなどで、適宜、状況を家庭や地域に知らせ、注意を喚起する。(BOKE三宅)
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