2016年10月10日

しゅうれん会からのメッセージ

しゅうれん会からのメッセージ10月号.pdf

子どもたちへ(小さなお子さんには読んであげてください)

 勉強したことを覚えることは、とても大事です。でも、それが使えるようになることはもっともっと大事なことです。サッカーだって、ルールや仕方を知っているだけでなく、実際に試合ができたほうがずっと楽しいですよね。

だから、たとえば、言葉と漢字を使って、作文など文章が書けるようにしましょう。自分の意見や感じたことを文章に書けると楽しいですよ。公式や計算だって、これを使って問題が解けるようになったら、算数が得意になりますよ。勉強して分かったことは、生活や学習にどんどん使うようにしましょうね。


大人の皆様へ(パパ&ママ、ジジ&ババ)

 子どもは、びっくりするようなことを言うことがある。

全国の高校生が日本一を争うクイズ番組を見ていた小4の子どもが、「答えは、簡単だよ。113番目の物質の基になる元素ニホニューム(Nh Nihonium)だよ」と。正解が発表になり、本当にそうでした。「すごいね、こんな難しいことが、小学生なのに分かるなんて!」と褒めたら、「ずっと前、ニュースでやっていたでしょ!」と鼻をぴくぴくさせていた。

それ以来、前よりもいろいろなことに関心を持ち、あれこれ教えてくれるようになった。子どもは、褒めるのが一番だと改めてわかった次第である。


学校の先生がたへ

 自発的(自分から取り組む)・主体的(自分でする)に学ぶ子供を育てるためには、「基本的な指導技術の習得」が必要かつ重要です。ですから、子どもの学力「知識・技能の理解と確実な習得、知識・技能を使って問題を解くために必要な思考力・判断力・表現力等の育成、主体的に学習に向かう態度(学習意欲)の高揚」など「質の高い教育」を一層確かなものにするために、先生方には一歩先を見すえた研修が大事だそうです。もっともなことです。

特に、AL(アクティブラーニング:主体的・対話的で深い学び)UD(ユニバーサルデザイン:誰にも優しい設備や環境、特に「どの子も学びに参加できる」授業づくり)CM(カリキュラムマネジメント:教育課程や指導計画のPDCA)、プログラミング教育(プログラミング的思考、コンピュテーショナル・シンキング:Computational Thinking人間またはコンピュータが問題の解決策を効果的に実行する思考プロセスなど)、ESDEducation for Sustainable Development:持続可能な開発のための教育)、これからの子どもに必要な資質・能力の3つの柱(@知識・技能、A思考力・判断力・表現力等、B学びに向かう力・人間性など)、各教科において育成する「見方や考え方」、小学校英語科の目標・内容・指導法、道徳科の授業と評価などについて、チーム学校として全教員が参加する研修が求められます。次期学習指導要領の中身もはっきりしてきました。先取り研修をお勧めします。


★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「成美教育文化会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。

posted by 豊島修練会 at 16:22| しゅうれん会からのメッセージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月08日

しゅうれん会からのメッセージ


子どもたちへ(小さなお子さんには読んであげてください)

 西武池袋行き電車に、姉・兄・弟(小631くらい)とおばあちゃんとお母さんが乗ってきました。優先席に、弟が座りました。兄がおばあちゃんに座りたいとすねていました。次の駅で、私の隣の席が空きました。兄は、にっこりして座りました。

その次の駅で、私が降りようと立ち上がりました。おばあちゃんが姉に座るように言いました。姉は、「いいかげんにしなよ。ここは優先席だから、おばあちゃんが座るべきよ!」と言いました。そしておばあちゃんが座りました。兄が、お母さんに席を譲ると言いました。お母さんは「私は元気だからいいよ、お年寄りが乗ってきたらゆずってあげなさい」と言いました。私は、降りたのでその後どうなったかわかりませんが、いい家族ですね。


 大人の皆様へ(パパ&ママ、ジジ&ババ)

ある会合に出ていたら、ある著名な先生が「やらないことを叱らずに、きちんとできたことの方を褒めなさい。子どもは自信が出て、他のこともやるようになる」と、勧められました。頭では「わかっている!」のに、実際は、つい「まだ○○をやってない!」と叱ってしまいます。そこが難しいのです。大人だって、感情のある生身(なまみ)の人間ですから。

そこで、ある時、イライラを我慢して、孫に実験をしてみました。毎日お風呂を洗うことになっています。いつも何回も言われないとやりません。いつものように「おふろをお願いね」「わかっているよ!」、「わかっているのかさすがだね!」と言ったら、少したって風呂を洗いに行きました。「ありがとう、今日も、きれいな風呂に入れるよ」と褒めました。1週間続けたら、言われなくても、ほぼできるようになりました。


 学校の先生がたへ

 中教審の審議のまとめ(素案)が8月1日に公表された。小・中学校では、どのようなことがポイントになるか話題になりました。そこでは、新聞や雑誌で話題になっている「社会に開かれた教育課程」「カリキュラム・マネジメント」「育成すべき資質・能力(@生きて働く知識・技能の習得、A道の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力等の育成、B学びを人生や社会に生かそうとする学びに向かう力・人間性などの涵養)」「アクティブ・ラーニング」「言語能力」「情報活用能力」「小学校英語科」「小学校プログラミング教育」「現代的課題・ESD、ICT活用、キャリア教育など」「特別支援教育、ウニバーサルデザイン、外国籍の子供の教育」及び「道徳科」「学習評価」などが挙げられました。今から、職員室の話題にしたり、校内研修のテーマにして、本質的な学びをしたいものです。

詳しくは、平成2881日文部科学省ホームページで、「次期学習指導要領に向けたこれまでの審議のまとめ(素案)」をご覧ください。


★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「成美教育文化会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。

posted by 豊島修練会 at 16:12| しゅうれん会からのメッセージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年08月10日

しゅうれん会からのメッセージ



子どもたちへ(小さなお子さんには読んであげてください)

 いろいろなことに挑戦しましょう。学校からいろいろな作品募集を紹介されたと思います。例えば、次のような作品募集があります。無理にとはすすめませんが、どれか1つにチャレンジしましょう。先生や家の人に相談しましょう。新聞や雑誌、公民館や図書館に資料のあることもあります。


○読書感想文。本が指定されている場合と自由の場合があります。

○環境に関する絵、ポスター、作文。

○作文。テーマが決まっている場合と自由な場合があります。

○理科の観察・実験のまとめ。 などいろいろあります。


大人の皆様へ(パパ&ママ、ジジ&ババ)

 子どもは、常に狙われている。と、言ったら大袈裟でしょうか。子どもの連れ回し、アパートの部屋に監禁、中には怪我をさせようと故意に自動車ではねる事件まで起きています。一時も油断ならないこの頃です。どの家族にとっても「宝物の子ども」が、犯罪の対象になることは、あってはならないことです。家族で話し合う、近所の人や自治会の人、警察などと子どもの安全のために協力し合う。最近の例としては次のようなことがあります。

●学校の帰りに、「顔を見た(眼を付けた)」と、50歳くらいの男の人にけられた。

●公園で遊んでいて、女の子が、見知らぬ男の人にいたずらをされそうになった。

●友達の家からの帰り道、暗い所で、女の子が、自動車に引き込まれそうになった。大声をあげて、近くを通りかかったおじさんに、運よく助けられた。

●友達と歩いていたら、不良少年のようなお金を取られそうになった。すぐ前の「子ども110番」の家に飛び込んで助かった。


学校の先生がたへ

 学校の先生の忙しさは、想像以上にひどいものです。2013年に行われた「国際教員指導環境調査(TALIS)」は、中学校の調査ですが、日本の先生の忙しさに、世界中がびっくりしているそうです。私が見学したアメリカのロサンゼルスやドイツのケルンの小中学校の先生は、基本的に、授業に専念できるシステムになっていました。羨ましかったです。

日本の先生の忙しさは、仕事の種類と量の多さが原因のようです。日本の先生は、学級担任としての子どもの指導や事務、各教科等の授業の指導、生活指導、問題行動への対応、部活、校務分掌、保護者会の運営及びPTAへの協力、子どもや保護者からの相談などの対応、地域や関係諸団体との協力などあげたらきりがありません。

 忙しいと嘆いていても多忙は減少しません。優先順位をつけて、効率化、省力化、削減化に向けて、校内で、学校間で、工夫することが必要です。(具体策がなくてごめんなさい)


★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。


posted by 豊島修練会 at 10:19| しゅうれん会からのメッセージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする