2016年05月12日

しゅうれん会からのメッセージ

しゅうれん会からのッセージ.pdf


子どもたちへ(小さなお子さんには読んであげてください)

歩道を、80歳くらいのおじいさんが、よろよろと歩いていました。前から、小学生が自転車で走ってきました。「ちょっとあぶないな」と思って、おじいさんに「よけたほうがいいよ」と声をかけようとしました。

 でもその心配はいりませんでした。なぜかというと、小学生が自転車を止めて、歩道のはじによって、待っていてくれたからです。

 素晴らしい小学生だと感心しました。おじいさんが「ぼうやありがとう」とぺこりと頭を下げると、「転ばないように気を付けてね」と小学生が言いました。おじいさんは「はい!」と元気よく返事をしました。

 この子の両親はきっといいお父さん、お母さんだろうな、担任も素晴らしい先生なんだろうなと思いました。


 大人の皆様へ(パパ&ママ、ジジ&ババ)

 笑点で「18歳と81歳の違い」を「問題」にしました。最近は、腹を抱えて大笑いするような面白いものがなく、何十年も日曜の夕方を楽しみに見続けている身としては少々不満でした。でも、次のような答えに久しぶりにほっこりしました。

(●ある老人の答え)

○道路を暴走するのが18歳、逆走するのが81歳。

○恋に溺れるのが18歳、風呂で溺れるのが81歳。

○東京オリンピックに出たいと思うのが18歳、東京オリンピックまで生きたいと思うのが81歳。等々。

●愛でつながっているのが18歳、愛は失せても情が移って離れられないのが81歳。

●知識を覚えるのが苦手な18歳、知識を思い出すのが苦手な81歳。


 学校の先生がたへ

 何かあると「子どもに関係すること」だからと、学校現場に次々と「新しい教育課題」が押し寄せてくる。学校はもうパンクしてしまいそう(している?)である。

 現在は、「これからの時代に求められる教師力」として、「学びの専門家としての教師(@各教科等の専門的知識や指導力・カリキュラムマネジメント、Aアクティブ・ラーニングの視点から学習・指導を改善する力、B学習評価の在り方)」、「学び続ける教師(教師自身が時代や社会・環境の変化を的確に捉え学び、その時代の状況に応じた適切な学びを提供していく)」、「新たな課題やチーム学校に取り組める教師(特別支援・外国語指導・ICT活用等新たな課題に取り組める、チーム学校として協働して取り組める)」ことが求められている。これらのことについては、これまでと質の異なる求めなので、自己研修、校内研修・校内研究等によって、きちんと、具体的に応えたいものである。


★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。


posted by 豊島修練会 at 10:10| しゅうれん会からのメッセージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月06日

しゅうれん会からのメッセージ


子どもたちへ(小さなお子さんには読んであげてください)

 新しい学年、新しい学級になりました。進級おめでとうございます。この1年間でどのようなことをしたいですか? 目標を決めて、少しずつ頑張っていくようにしましょう。

 ところで、新しい学級はどうですか? 友達ができましたか? どのような係りや当番になりましたか? 授業は楽しく、わかりやすいですか?

 色々なことがあると思いますが、何か心配なことやいやなことがあったら自分だけで悩んでいないで、先生や家の人、大人に相談しましょう。きっと力になってくれますよ!


大人の皆様へ(パパ&ママ、ジジ&ババ)

 この時期の子ども(あえてお子様とは言いません)は、友達関係に不安をいだいたり、新しい担任としっくりしなかったり、勉強がよく分からなかったり等々、大人には見えにくい悩みや心配ごとを持っているものです。

 そこで、子どもをよく見守り、見つめてあげてください。ちょっとしたサイン、腑に落ちない行動、さえない表情、子ども達のさりげない会話などに気を付けていると、「兆し」が見えてくるものです。

 本人に語りかけ、本人から言いやすい雰囲気を作って、「心のしこり」を見つけ、相談に乗り支えてあげてください。必要なときは、遠慮せず学校の先生(第一は担任、言いにくいときは保健の先生や教育相談の先生または教頭先生)に相談してみましょう。


学校の先生がたへ

 1学期は、子ども達の実態を把握することが必要です。学級経営(いじめ、人間関係)や学習指導(授業)の充実には、子どもの特徴や希望などを捉え、これらに基づき配慮した計画(教育課程の編成、全体計画、指導計画・評価計画、学級経営案、実施計画など)の作成や実施(学校行事、授業、生活指導)が不可欠だからです。

 実態把握の中身としては、生命や身体の安全に関することを最優先する必要があります。子どもの持病とその対応の仕方、アレルギー(特に食物アレルギー)とその対応の仕方については、保護者及びかかりつけの医師の意見を十分に聞き、専門的な指導・指示を受けることが重要です。そして、個人情報の保護に十分留意して、情報を関係者の間で共有しておく必要があります。その上で、対応のマニュアルを個々の子どもに応じて作成し、毎日、その都度、確認して、万が一の落ちもないように指導・対応・対処することが重要になります。

 「確認したつもり」「うっかり忘れた」「今日は大丈夫だろう」などということが、かけがえのない生命を奪うことにならないようマニュアルに従って、その都度、確認したいものです。後からいくら謝罪しても生命は蘇りません。(新聞やTV報道で、どうしてこのようなことが起きてしまったのだろ?と、思うことが少なくありません。心したいものです。)

★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。

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2016年03月26日

しゅうれん会からのメッセージ

しゅうれん会からのメッセージ(6).pdf


子どもたちへ(小さなお子さんには読んであげてください)

 通知表をもらうじきが近づいてきました。「よくできているかな?」「あがっているかな?」「もし、さがっていたらどうしよう」と、心配になっている子が多いと思います。自分はがんばったと思っている子は、心配しなくていいですよ。

「よくできていた子」「あがっていた子」は、「ばんざい」と大喜びをしてください。そして、次の学年の1学期はもっとがんばりましょうね。

「さがっていた子」は、「ざんねん!」とくやしがってください。そして、次の学年の1学期は、勉強の仕方を工夫して、がんばりましょうね。思い通りにいかないことは誰にもあります。次にがんばればそれでよいのです。


大人の皆様へ(パパ&ママ、ジジ&ババ)

 通知表は、誰でも甘辛の思い出があるものです。その時期が近付くと、勉強をしないでいようものなら「成績がさがったらどうするの!」と、よく叱られたものです。

気持ちはわかりますが、とかく大人は、成績が「下がった」「上がった」、「Aがいくつあった」「もう少しがいくつあった」などと、自分の子どもの頃のことは棚に上げて、我が子を厳しく見がちです。

当然ですが、よくできた子には、たくさんほめて、一緒に喜んで上げましょう。その上で、来学期に意欲をつなげるように、「頑張ったからできた」ことを強調しておきましょう。

あまりふるわなかった子には、まず、よいところを見つけて、「こんなにいいとろがある」と大げさすぎるくらいに褒めてあげてください。そのあとで、「来学期は、ここを頑張るといいね」と、「あっさり、簡潔」に注文を付けるようにするといいと思います。叱咤激励しても、ますます勉強嫌いをつくるようなものです。

「来学期を楽しみにしているよ」と、前向きにしてあげましょう。


学校の先生がたへ

 ある本を読んでいたら通知表は、その子が大人になった時に、「これが、お父さん(お母さん)の小学校◎年生の時の通知表だよ」と言って、我が子に見せられるようにするものだと書いてありました。決して、おまけをしろということではありませんが。

 K市のK小学校の2年3組の担任の時、校内研究(算数)で、繰り下がりのある2位数−2位数の計算(48−19)の仕方を扱いました。いつも早とちりのMK君が、29と正解を出しました。「MK君、今日はよく頑張ったね。繰り下がりのある難しい計算ができてすばらしい!」と褒めたら、「違います! 繰り下がりなんてわからないので、簡単な仕方で答えを出しました」、「どう考えたの?」の問いに、「48から20ひいて28、ひきすぎた1をたして29にしました」と。

 参観していた先生方が、どっと笑い、本時のねらい「繰り下がりの理解」に戻すことに苦労したことを苦く思い出します。MK君の2年生らしからぬ工夫のすごさに比べて、自分の「子どもを見取る」力量の稚拙さに、研究協議会も上の空でした。


posted by 豊島修練会 at 14:21| しゅうれん会からのメッセージ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする