2017年08月24日

おすすめの「ほん・本・ブック」


ほん・本・ブック(修練会) 

公益財団法人豊島修練会 2017824 日号(通算第24 号)


 子どものほん(幼稚園年長&小学校低学年、勿論絵本を楽しむ大人にも)

神山かなえ作・絵「ゆめのふうせん」

 ちいさな えほんです。えが とても きれいで ゆめの せかいへ いったように かんじます。ひらがなが よめれば、だれでも よめますよ。

 おうちの ひとに ふつうの こえで ゆっくり よんで あげて ください。そして、みんなで、どうおもったか はなしあうと いいですね。

 大人の本(パパ&ママ、ジジ&ババなど)

神山かなえ作・絵「ゆめのふうせん」800円  Eメール:kahaehikarinoart@gmail.com  

誰もが持っている夢の風船。・・・いろいろあって、みんなの風船が遠くに飛んで行ってしまった。そして、みんな、お互いを見ることができた。風船のなくなった手は、隣にある手と繋がれ、新しい世界が始まります。…というような話です。

 カラーインクの淡い絵と、ひらがなの易しい表現が、ファンタジーの世界へいざない、読み手の心をほっこりとつつんでくれます。

 お子様と一緒に読んで、感じたことを素直に話し合うといいと思います。

 作者の神山さんは、絵本の製作のほか、似顔絵、持ち物の名札作り、家族やペットへの思いを絵に描く、アクセサリー作り、絵描き教室の開催、曼荼羅など仏画と、幅広く活躍しています。

  学校の先生のブック(小学校・中学校の先生)

田中耕治・石井英真・八田幸恵・本所恵・西岡加名惠著

「教育をよみとく・教育的探究のすすめ」 有斐閣 定価1500

 本書は、高校生向けに「研究とは何をどうすることか」を、教員志望の大学生向けに「教育を研究する面白さは何か」を、新任・若手教師向けに「教職の深さとは何か」を、編集したものです。したがって、子供と直接向き合う教師のために、基本的な事柄を「難しいことを易しく、複雑なことは単純化して」明解に解説したもので、とても参考になります。

 内容は、「探究的学びのすすめ)」、「早期教育―何ごとも早い時期から教えたほうがよいのか?」、「学力低下―ゆとり教育は学力低下を招いたのか?」、「道徳教育でいじめ問題は解決できるのか?」、「個性尊重―日本の授業は画一的か?」、「格差―本人の努力の問題?)」、「問いを立てる―テーマの見つけ方」、「本の読み方」、「現実を捉える方法」、「学び合う―議論するためのスキル」、「教師の仕事」、「授業をつくる教師の力」、「教わる立場から、教える立場へ」などと充実しています。高校生、大学生、若手教師の学びになることは勿論のこと、豊かな体験を持つベテラン教師にも、これまで積み上げてきた実績を振り返り、再構成していくヒントを得られる良書です。(YAYU

★備考★話題提供として本を紹介しているだけで、購読を勧めるものではありません。 [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ宇荘」「至楽荘」「会館の部屋・研修会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。

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2017年07月27日

おすすめの「ほん・本・ブック」

 子どものほん(子ども、小学生&中学生)

編集代表かめむら五郎「親も子も読む名作 6年生の読みもの」学芸図書 本体648

 あなたは本を読む時間と、スマホやパソコンやゲームをしている時間とどちらが長いですか? 人によって、考え方や趣味は違ってもいいのですが、ぜひ、1日のうち何十分かは、本を読む時間にするといいかもしれません。今日、紹介する本は、6年生向けということになっていますが、中学年以上からなら十分に読めて、楽しめます。

 中身は、新美南吉「あめだま」、芥川龍之介「くもの糸」、ディグソン編・中野良夫「船乗りシンドバットの二回目の航海」、星新一「ネコ」、岩倉政治「空気がなくなる日」、長崎源之助「さびたかぎ」、オー・ヘンリー著・岸田今日子訳「ほんもののプレゼント」、安藤美紀夫「しまふくろうとならの木」、灰谷健次郎「オシメちゃんは六年生」、椋鳩十「金色の足あと」、石子順「手塚治虫は生きている」と、楽しい内容だよ。一度に読まなくても、1作品ずつ、じっくり読めばいいと思います。

 大人の本(パパ&ママ、ジジ&ババなど)

 子どもの本に同じ。

 子どもの頃を思い出して、もう一度お読みになったらいかがでしょうか。このシリーズには、1〜5年生用もあります。「心にのこる○年生の読みもの」(1〜6年生別)もあります。図書館にあるかもしれません。親子で読んで、感想を話し合うのも、楽しい思い出になるでしょう。(★ところで、昔の物語なので、今は使わない差別用語や不適切な言葉が一部あります。原作通りと言うことでそのままになっていますが、「今は使わないよ」ということをはっきり教えてあげてください。生きた学習になります)

 学校の先生のブック(小学校・中学校の先生)

板坂元著「考える技術・書く技術」 講談社現代新書 本体740

 どうもいい考えが浮かばない。思っていることがうまく表現できない。そんなことをいつも悩んでいる。そこで、本書を読んでみた。「T頭のウォーミングアップ、U視点、V読書、W整理、X発想、Y説得、Z仕上げ、[まとめ」という構成になっていて、23の具体的な技術が紹介されている。何か考えをまとめようとするとき、つたないレベルでも「自分の考え」を持っていると、本を読んだりネットで調べたりしても、いいものがヒットしやすくなり、いい考えがまとまるように思われる。そんな意味で、自分なりの考え方や表現の仕方がある程度ある人なら、これをクリティカル・リーディングすると、一層磨きがかかると思います。かもしれない。話はずれますが、川喜多次郎二郎の「発想法」「続・発想法(KJ法)」中公新書、梅棹忠夫の「知的生産の技術」岩波新書、多湖輝の「頭の体操」を夢中で読んだことを懐かしく思い出した。今でも図書館や古書店で目にすることがある。今でも通じると思う。         (YAYU

★備考★話題提供として本を紹介しているだけで、購読を勧めるものではありません。 [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。

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2017年06月29日

おすすめの「ほん・本・ブック」


 子どものほん(子ども、小学生&中学生)

クレヨンしんちゃんの「先生は教えてくれない!友だちづきあいに大切なこと」

双葉社 本体980円

 友達と仲良くしたい、何でも話せる信頼できる友達を作りたいと思いませんか?

 この本は、漫画を読みながら、「友だちとどうつきあったらよいか」を知ることができます。

 「4つの友だち基本ルール」「11の会話のルール」「ケンカをした時の7つのルール」「友だちの家での3つのルール」「こんなときどうする?11のルール」「学校の生活の13のルール」「友だちってなんだろう、5つの考え」といろいろ出ています。野原一家(シンちゃんの家族)のおとうさん、おかあさん、しんのすけ、妹のひまわり、犬のシロが、楽しくいろいろ教えてくれます。このままマネをするのではなく、家の人と相談しながら実行してください。友達がたくさんできるといいね!

  大人の本(パパ&ママ、ジジ&ババなど)

 子どもの本に同じ。

 最近の子供は友達づきあいがあまりうまくないと言われていますが、お子様の場合はいかがですか。なんということのない漫画ですが、けっこういい内容の漫画です。お子様と話題にしながら、一緒に学んでください。大人のためにもなりそうな部分がいくつもあります。


 学校の先生のブック(小学校・中学校の先生)

樋口修資著「教育キーワード83」   教育開発研究所  本体2000

 教育は憲法、教育基本法、学校教育法等に基づいて行われることは、誰もが承知しています。しかし、具体的な事は「…?!」のが実態であろうと思います。ところで、学校の教育活動の拠り所となる学習指導要領等が告示されましたが、法的根拠が説明できますか? 

 内容は、第1章「教育制度に関する法規解説(教育基本法、学校管理規則など9のキーワード)」、第2章「教職員に関する法規解説(校長・教頭の職務、教諭の職務、主任・主事の位置づけなど10のキーワード)」、第3章「教育活動に関する法規解説(学力の3要素、教育課程と学習指導要領、いじめ防止対策など12のキーワード)」、第4章「学校組織に関する法規解説(校務分掌、学校評価、学校備付表簿など10のキーワード)」、第5章「保険安全に関する法規解説(学校保健計画と環境の維持、健康診断、学校自己と学校の管理下など11のキーワード)」、第6章「勤務条件に関する法規解説(勤務時間の割り振り、休暇制度、人事評価制度など13のキーワード)」、第7章「服務に関する法規解説(服務上の義務と身分上の義務、信用失墜行為、懲戒処分など11のキーワード)」、第8章「研修に関する法規解説(教員の研修の責務、初任者研修と条件附任用期間、指導が不適切な教員など7のキーワード)」で構成されています。とても役立つ内容です。         (YAYU

★備考★話題提供として本を紹介しているだけで、購読を勧めるものではありません。 [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。



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