子どものほん(子ども、小学生&中学生)
写真と文・叶内拓也 イラスト水谷高英「野鳥手帳」 文一総合出版 1540円
学校の行き帰りに、公園の木や歩道の植木にとまっている鳥に気づき、「あれなんていう鳥?」と思うことがありませんか。そんなときは、小鳥の特徴を覚えておいて(忘れっぽい人は簡単なメモをしておいて)、この本で調べてみましょう。図書館にあるかもしれません。
野鳥は、日本には約600種、世界には約9000種いると言われています。この本では、243種の野鳥を紹介しています。いろいろなことが分かって、野鳥の観察が楽しくなりますよ。
大人の本(パパ&ママ、ジジ&ババなど)
浅田すぐる箸「いまの説明わかりやすいね!と言われるコツ」サンマーク出版本体1300円
一生懸命説明したのに、「なんだ!わかっていない」という経験をしたことがありませんか。そのような時、「結局、よく聞いてくれなかったんだ」と、相手のせいにしがちです。
この本は、ビジネスマン用に、「分かり易く話すコツ」について書いたものです。難しい所は飛ばし読みをしても、「そういうことだったのか!」と、相手に分かり易い話し方のヒントがたくさん得られます。
ちょっと時間にある時に、図書館で探して、手に取ってみてください。きっと、話し方が大きく変わり、我が子に納得の話し方ができるようになりますよ(笑)。
学校の先生のブック(小学校・中学校の先生)
今号は、大人の本と同じ、「いまの説明わかりやすいね!と言われるコツ」です。
分かり易く説明したのに、学習のまとめをさせたらほとんどの子供が書けない。テストをしたら多くの子供が分かっていないということがよくあります。
授業中、子供から「先生、結局どういうこと?」「例を挙げてください!」などと、説明にダメ出しをされるようなことがあります。
保護者会で、「ざっくりまとめると、学校は、私たち保護者に何をしてほしいのですか?」「子供からどうしていけないのと、質問されたらどう説明したらいいですか?」と、「もっと分かり易く話してください」と言わんばかりの質問をされることもあります。
本書は、1・なぜ、うまく説明できないのか? 2・「分かり易い説明」の条件とは? 3・どうすれば、説明上手になれるのか?と、具体的に「分かり易い説明の仕方」を提案しています。一読し、納得の出来たことを取り入れたらいかがでしょうか。 (小島宏)
★備考★話題提供のために紹介しているだけで、購読を勧めるものではありません。
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