2017年03月29日

おすすめの「ほん・本・ブック」



子どものほん(子ども、小学生&中学生)

 メアリー・ポープ・オズボーン著・食野雅子訳

「マジックツリーハウス第15巻ドラゴンと魔法の水」 メディアファクトリー本体780


 空想や冒険が大好きで、動物とすぐ仲良しになれる女の子アニーと、読書と自然観察が大好きで観察したことを何でもノートに書くジャックの冒険物語です。

 木の上に作った小屋で遊んでいるうちに、冒険の世界にまよいこんでしまい、昔のイギリスのアーサー王をめぐる物語となります。

 キャメロットからの招待状、アーサー王のなげき、ドラゴンとの対決、魔法使いマーリンなど16の話を楽しむことができます。さし絵とやさしい文章、漢字にはフリガナがふってあり、とても読みやすく、楽しめます。


  大人の本(パパ&ママ、ジジ&ババなど)

佐藤優・井戸まさえ著「小学校社会科の教科書で、政治の基礎知識をいっきに身に付ける〜これだけは知っておきたい70のポイント〜」東洋経済 本体1000


 満18歳で選挙権のある時代、TVや新聞で、日本や世界の政治のことが話題にならない日はありません。「これはどういうこと?」「どうなっているのか?」と知らないことが少なくありません。

でも、たいていは、小学校6年生の社会科で学んでいます。すっかり忘れていたのです。

この本を読むと、国会、内閣、裁判、憲法、三権分立、税金、選挙などについて、正しい知識を整理することができます。大人が、政治について正しい知識を持ち、子供たちのため、自分のため、家族のために行動することは大切なことです。ということが分かります。これだけの知識があれば、TVなどを見ながら家族で話題にするのにも役立ちます。



  学校の先生のブック(小学校・中学校の先生)

 南野忠晴著「正しいパンツのたたみ方」 岩波ジュニア新書 本体840

 この本のサブタイトルは「新しい家庭科の勉強法」です。


 著者は、高等学校の英語の教師でしたが、家庭科の教師になりました。「朝から寝ている生徒、なにをやるのもダルそうな生徒、あらゆることに無気力オーラを出し続けている生徒、いつも不機嫌で人やモノにあたっている生徒、顔色が悪く保健室通いが日常茶飯事になっている生徒」が気になり、その原因が「心の問題」ではなく、「生活の問題」だと気づいたからなのだそうです。

 現在、著者は、中学校の家庭科の教師をしていますが、子供が「生活力」を身に付ければ、現在の生活がきちんとできるようになるとともに、今後の人生にも役立つと主張しています。

 子供のために書かれた本ですが、大人、特に教師が読むと、基本的な生活習慣が身に付いていない子供の指導、学習習慣を定着させる指導の参考になります。             (YAYU)

★備考★なお、話題提供として本を紹介しているだけで、購読を勧めるものではありません。 [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。

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2017年02月23日

おすすめの「ほん・本・ブック」


今月は、中島芭旺著「見てる、知ってる、考えてる」(サンマーク出版 本体1200円)を共通して紹介します。


子どものほん(子ども、小学生中・高学年)

 この本は、10歳の男の子が書いた本です。バオ君が、日頃考えたことを、書いて、それを本にまとめました。96の作品が紹介されていて、短いものはたった2行、長いものでも30行くらいなので、とても読みやすい本です。

 「1000かいやってできたら ちいさいことでも感動だ。ゲームは、僕に 学校で教えてくれないことを教えてくれる先生」、「僕はドラえもんが好き。毎回いじめられているのび太くんが 最後にドラえもんに助けられて ハッピーエンドになるから」など、子供らしい文章が詰まっています。

 みなさんも、したこと、気づいたこと、考えたこと、思ったこと、本を読んだ感想などを、短くてもいいですからノートに書いたらいいと思います。バオ君に負けない、素晴らしい本になるかもしれませんよ。


大人の本(パパ&ママ、ジジ&ババなど)

 本書は出版社の編集長に、著者が自主的にフェイスブックのメッセージで送った96編の原稿をまとめたものです。

バオ君の心のつぶやき(内言)で、詩的で、大げさに言えば、哲学的であり、人間的であり、創造的であり、とても9歳や10歳の子どもの言葉かと疑うくらい深いものがあります。 子供に読ませてもいいし、大人が読んでも感ずる部分が多いです。

現在は、子供も大人もあれこれ忙しく、物事を深く考えたり、自分や自分の在り方について考えたりする機会が減っています。親子で読んで、感想などを話し合うと、子供の心の成長に役立つように思います。


学校の先生のブック(小学校・中学校の先生)

 本書を読み進めながら、「これは大人が手を加えたな?」と正直のところ思いましたが、「原文(誤字脱字は訂正)のまま」という編集後記を読んで、バオ君のすばらしさに感激しました。「自分の映像を見て、生意気だと思った。いじめっ子もいじめたくなるよなと思いました。「いじめっ子をつくったのは僕だった。加害者をつくっていたのは僕だった。」には、あまりの大人っぽさに、「そんなことはないよ」と、苦しくなりました。明確には書いていないが、現在、在宅学習中なのは、「いじめられたからなのか?」「学校の生活と学習に失望したからなのか?」は明確にはわからない。10歳のバオ君が、「学校に行かない」という選択をして、前向きに生活し、学習し、表現して、自らの人生の未来を目指しながら生きていることに感動してしまいました。学校関係の人にも是非目を通していただき、「何か」を考えていただきたいと思いました。

★備考★なお、話題提供のために本を紹介しているだけで、購読を勧めるものではありません。 [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。


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2017年01月26日

おすすめの「ほん・本・ブック」


 子どものほん(子ども、小学生低学年)

 ジリアン・ドハーティ作、テリ・ガウアー絵、荒木文枝訳「魔法の国1001のさがしもの」PHP研究所 本体780


 魔法の国(まほうのくに)をたんけんして、色々なものをさがす絵本です。ぜんぶで、1001ものさがし物を見つけることができます。さがす場所は、「まほうの国のお城」「ひみつのとしょかん」「おかしなちょうりば」「まほうの国のえん会」「まほうどうぐのお店」「まほうの国の学校」「まほうの国のたたかい」と入り色で、楽しく読んで遊べます。


  大人の本(パパ&ママ、ジジ&ババなど)

鷲田清一著「大事なものは見えにくい」 角川ソフィア文庫 本体743


 確かにそうです。悪い面は目立ち、よく指摘されますが、良い面は認めてもらえません。だから、その辺をうまく立ち回る人が、大したことないのに大きく評価されることがあります。そんな思いの悶々と続いている人生の連続の中、本書の表題に目を引かれ購入した。

 そんな深刻なものではなく、人間の長短のことではなく、物事の本質即ち大事なことは見えにくいという、哲学的、ものの見方・考え方、人間としての生き方・在り方に関するものでした。でも、ほっこりとする内容で、「まあいいか!」と心が軽くなりました。

 どこからでも読むことができて、気の向いたときに、関心のある所を拾い読みして十分に堪能できます。「問い」人生の課題、納得など9編、U「行い」遺憾だけはいかん、ブランド思考など14編、V「間合い」届く言葉・届かない言葉、イメージと妄想など12編、W「違い」ひとを理解するということ、脇役など7編、X「養い」昔の歯医者さん・今の歯医者さん、出納など9編、Y「囲い」学校的な者、おごりおごられなど10編、Z「佇まい」社会に隙間のあった時代、ざわめきの中に気品など8編、[「迷い」夢占い、健康についてのヘンな話など14編。


 学校の先生のブック(小学校・中学校の先生)

 川上徹也著「一言力(ひとことりょく)」  幻冬舎新書 本体800円


 本書は、一言でいえば、物事や考え方の「本質を短い言葉で表現する能力」を身に付けるにはどうしたらよいか著したもので、教師にとって、重要な能力であると思い読んでみた。

 授業の中で、「この文章の大事なことをまとめてみよう」「この考え方を短く言葉で表しましょう」と、子供たちに要求する場面は少なくない。それでいて、教師自身が、どう表現したら良いものかあいまいになり、悩む場面が実に多いものである。

 詳しい内容とポイントは実際に読んでほしいが、キーワードをあげれば「要約力」「断言力」「発問力」「短答力」「命名力」「比喩力」「旗印力」だそうである。教師の「話し方」は重要なだけに、気になるキーワードである。

★備考★なお、話題提供のために本を紹介しているだけで、購読を勧めるものではありません。 [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。

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