子どものほん(子ども、小学生&中学生)
齋藤孝箸・東元俊哉イラスト「君は君の道をゆけ」 ワニブックス 本体1300円
厳しいことで有名な哲学者ニーチェの言葉の中から「私たちの生き方に役立ちそうな詞や考え方」を紹介したものです。ちょっと難しいかもしれないけれど、少し、背伸びをしてみましょう。
内容は、「安易な道を選ぶことなかれ」「誰にも分からない未来を不安に思うな」「周囲を気にせず、自分の運命の道を行け」「最大の敵はおのれ自身である」
「友と喜びを共有し、分かち合え」などなど、子供にも、大人にも役立ちますよ!
大人の本(パパ&ママ、ジジ&ババなど)
原坂一郎・野崎武久絵「読むだけで子育てがうんと楽になる本」春陽堂書店 本体1500円
子育てがものすご〜〜く大変なことは誰もが体験しているのに、どうしたら少しでも軽くできるか誰も教えてくれないので、子育て中の人は悩み続けています。
著者は、子育てのポイントは、「笑顔」だと提言し、笑顔で子育てするコツを30も、4コマ漫画をまじえて紹介しています。
子供の気持ちが分かるようになる、楽しくしつけができるようになる、幸せな気持ちになれるように、しつけの基本、子育てと料理の共通点、言葉のオーム返しで笑顔になれるなど基本の心構えやポイントを学ぶことができます。ただし、あくまでも参考です。
学校の先生のブック(小学校・中学校の先生)
落合陽一箸「働きかた5.0」 小学館新書 本体820円
国際的な調査によると、日本の学校(先生)は、世界一忙しいということで有名です。それなのに、それを改善して、子供の教育のために専念することを第一にした働き方改革に至っていません。
COVID-19の感染防止に向けた学校の休校と、教師のテレワークの試みが、学校(教師)の働き方の改革に少しだけ歩み出したように感じます。
本書は、ウイズコロナ(コロナとうまくやっていく)、ポストコロナ(コロナ以降のことを考える)を視野に置いた働き方改革の必要性と意義を提言したものである。さらに、AIの進化に伴う人間の存在意義(レーゾンデートル)や人間のすべき仕事についても論じている。教師の働き方改革を真剣に考え、実行するヒントにしたい。(積読のH.K)
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