2018年03月01日
会館だより「かけはし」
2018年02月22日
子ども・大人・教師のためのQ&A
子どもとのQ&A(ぎもんやしつもんのある子はすばらしいです!)
Q:先生から「4月から英語の勉強が始まるよ」と聞きました。自信がありません。どうしたらよいでしょうか?(小5男子)
A:4月から新しく5・6年生は、外国語科(英語)と言って、英語を聞いたり話したりする学習が始まります。でも、いきなり難しいことをするわけではありません。学校の先生は、皆さんが楽しく英語を学べるように工夫してくださいますから心配はいりません。文部科学省が、皆さん全員に教材(教科書のようなもの)を配ってくれ(無料)、それを使って勉強します。街を歩いているとき、テレビを見るとき、ちょっとだけ「英語で話したり、聞いたりすること」に興味を持ってください。外国人を見かけたら思い切って話しかけてみましょう。きっと、英語を話したり、聞いたりすることが楽しくなってきますよ。
大人とのQ&A(パパ&ママ、ジジ&ババもいつまでも好奇心を!)
Q:4月から「外国語活動」といって、3年生から英語の学習が始まると、保護者会で担任の先生から聞き、びっくりしました。塾へ通わせた方がいいでしょうか?(小2母)
A:新しく4月から3・4年は「外国語活動」と言って、英語に親しむ活動が始まります。英会話を本格的に勉強するのではなく、英語の歌やゲームなどを通して、慣れ、親しむようになることが中心の学習です。文部科学省は子供たちに配った補助教材(無料)を使って楽しく勉強するのです。TV番組でけっこう英語の歌やゲーム、幼児・子供向けの英語講座などが放送されていますから、無理のないように視聴させたらいかがでしょうか。英会話ができるようになるということより、5・6年生の英語学習の素地経験を積み上げるのがねらいです。好きになり、興味を持ってあれこれやるようになれば大成功です。
学校の先生がたのQ&A(先生にもわからないことがある!)
Q:学級だよりに載せる子どもの作品に偏りがある。もっと公平にしてほしいと、苦情がありました。一定以上のレベルのものを載せたいので困っています。(経験3年目の教師)
A:学級担任だったころ、私もそのような経験がります。作文や詩の得意な子、絵や工作の上手な子、体操の得意な子、親切なことをして褒められた子、等々様々です。
私は、作文や詩を載せる子、絵や工作や習字の写真と簡単な説明を紹介する子、このような親切なことをして褒められましたと紹介する子、1年間を通して、どの子も同じ回数になるように取り上げるようにしました。「先生はどの子にも平等だ」と、認めてくれるようになりました。どうぞ、先輩の先生にも相談して工夫してください。(BOKE小島)
★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ぜひ、ご活用ください。また、ご意見・ご感想などをお聞かせください。
2018年02月14日
しゅうれん会からのメッセージ
子どもたちへ(小さなお子さんには読んであげてください)
★交通事故に気をつけましょう。このごろ子どもの交通事故が多いです。
次のことに気をつけましょう。
「@歩道を歩くときも自動車に気をつける。A横断歩道や歩道橋を利用する。B横断歩道を渡るときは、信号が青になっても、自動車が止まったことを確認してから手を大きく上げて、さっさとわたりましょう。C自転車に乗るときは、歩行者に気を付けて、ゆっくり走りましょう。片手運転・傘さし運転・スマホ運転は絶対しない。D家の人に相談して、保険に入る。」などです。家族でゆっくり話し合いましょう。
大人の皆様へ(パパ&ママ、ジジ&ババ)
皆さんは、子どもの食生活についてどのようにお考えでしょうか?(話の進行上1人称で書きます)。我が家では、食事は栄養のことを考えて、朝食もきちんと食べる、(昼は給食ですから学校にお任せ)、夕食の前はおやつをあまり食べない、夕食は残さず食べる。飲み物はなるべく牛乳やお茶(緑茶、麦茶)にしてソフトドリンクはあまり飲まない。としているのですが、うまくいきません。
子供の頃の食事(栄養のバランスと量)が、将来大人になった時の健康な体に関係することを折に触れて話しているのですが…。
皆さんはどのようになさっていますか? ママ友や学校参観の時などに情報交換(おしゃべり)をして、子どもたちにより良い食生活をさせ、食習慣を身に付けさせたいものです。
学校の先生がたへ
ある研修会のパネルディスカッションで、会場の先生から「会議や指導計画の作成で忙しくて、授業の準備ができません。どうしたらよいですか?」と質問されたので、「優先順位が違っていると思います。授業の準備と授業を優先させて、余った時間を会議や書類の作成に使ったらどうですか」と答えました。
その後、多くの人から無責任な発言だとお叱りを受けました。自分には、いまだに、何処が間違っているのかわかりません。どなたか教えてください。
いずれにしても、「教師は何をすべきか」を真剣に考え、「子どものためになること」を優先すべきだと思います。最優先すべきことは、「@授業(指導)の計画と準備、A実際に充実した授業(指導)の実施、B評価をし、子供には必要な支援をし、教師自身は指導法を改善する、など」だと思います。それ以外のことは、@ABの後にすることが本来の教師の働き方(仕事)のはずです。先生方は、いかがお考えですか?子どもの将来は、日本の未来なのですから…。
(BOKE三宅)
★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」や「至楽荘」の利用の仕方、「成美教育文化会館」の会場貸出など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。
2018年02月01日
会館だより「かけはし」
2018年01月20日
子ども・大人・教師のためのQ&A
子どもとのQ&A(ぎもんやしつもんのある子はすばらしいです!)
Q:今年、本をたくさん読もうと思います。どうしたらいいですか?(小5女)
A:本を読むことを、今年の目当てにしたことはとてもすばらしいです。本と言ってもいろいろあります。まず、1月は自分の好きなものを読みましょう。マンガだって、小さいときの絵本だっていいですよ。2月になったら、学校図書館に行って、5年生向け(4年生向け、6年生向けでもいいですよ)の本の中から1冊借りて、読んでみましょう。面白いと思ったら最後まで読み、つまらないと思ったらその本はやめて別の本を借りて読みましょう。2月中に、最後まで読んだ本が1冊あったら合格です。それを、3月も、4月も、ずっと続けてみて下さい。少しずつ本を読むことが楽しくなってきます。
それから、学校で勉強したことに関係する本を見つけて、調べたり、読んだりすることも色々なことが分かって、学習にも役立ちますよ。無理はしないでね!
大人とのQ&A(パパ&ママ、ジジ&ババもいつまでも好奇心を!)
Q:子どもが、忘れ物が多くて困っています。先生から連絡帳でいつも注意され、家庭でも協力してくださいと言われています。厳しく言い聞かせても治りません。(小3男の母)
A:人間は大人も子供も、老人も「忘れ物名人」だらけです。忘れ物をするのが普通なのですから、「忘れ物をしない工夫」をすればよいのです。最初のうちは、子どもと一緒になって「どうしたら忘れないか」を考え、実行してください。我が家では、長男が小学生低学年の時、時間割と連絡帳で、宿題や持ち物・提出物などを一緒に確認しました。それを1つ1つ済ませ、ランドセルに入れるか、袋に入れてランドセルに結び付けさせました。面倒でしたが、1か月間付き合い、2か月目からは自分でさせ、それを点検しました。3か月目からは、自分でさせ、点検も自分でさせました。叱らず、できたら大げさに褒めました。忘れ物を時々する普通の子どもになりました。効果は保障できませんが、お試しください。(どなたか、特効薬をご存知でしたら、
お知らせください。この欄で紹介させていただきます)
学校の先生がたのQ&A(先生にもわからないことがある!)
Q:子どもの忘れ物をなくすにはどうしたらよいですか?(経験5年目の教師)
A:今月は大人と先生からの質問が同じでした。大人とのQ&Aを保護者に勧めてください。学級担任として、明日、何(準備、宿題、提出物など)をすればよいか、連絡帳にメモさせ、それを家で確認するよう指導します。そして、きちんとできた人を褒めるようにします。忘れた子には、そっと誰もいないところで注意してあげてください。(昔教師のBOKE老人)
★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。