かけはし R0705月号@.pdfかけはし R0705月号A.pdf
イチゴは今が食べ時
「イチゴ」は1000年
以上前から知られていて、当時は「イチビコ」と呼ばれていました。それがいつ「イチゴ」になったか、はっきりしませんが、今では野生の「キイチゴ」とか「クサイチゴ」がそれに当たります。
現在、私たちが食べているイチゴは、江戸時代末期の1830年頃、オランダ船によって持ち込まれたもので、それまで日本にあったイチゴと区別するため、「オランダイチゴ」と呼ばれました。明治時代になると、外国から様々なイチゴが入ってきて、1900年頃からは、本格的に栽培が始まりました。
私たちが普段店先で見かけるのは「あまおう」とか「とちおとめ」など数種類ですが、今では改良が進んでいて、その品種は300もあり、年々増え続けています。
品種改良や栽培方法の工夫のおかげで、イチゴは一年中食べることができるので、どの季節のものなのか、はっきりしなくなっていますが、本来は4月〜6月頃の果物です。
カキやリンゴは、実の中に種が入っていますが、イチゴは実の表面に種が散らばっています。(正確に言うと、小さな一粒一粒は種ではなく実で、それぞれの実の中に一粒の種が入っています。)ですからひとつのイチゴには、200〜300の種がついている計算になります。果実として食べている部分は「花托(かたく)」という部分で、他の植物に当てはめると茎の部分になります。つまりイチゴは茎が肥大化したものなのです。
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イチゴは種から育てることも出来ますが、収穫までに2年くらいかかり、世話も大変です。ですから店で売っている苗を育てた方が簡単です。イチゴは多年草なので、その苗は毎年実をつけてくれます。また、先の方に新しい芽をつけた「ランナー」と呼ばれるツルのようなものが出てくるので、それを別なところに植えれば、新しい苗を増やしていくことができます。(T.Y.)

