2019年07月03日

会館だより「かけはし」

         環境保護について考えよう!

 町の中(奈良公園)でシカが自然のままに生活し、人間と共存しているのは世界でも珍しいことだそうです。ところが、最近、次々と死んでいるそうです。解剖したところ、胃の中にポリごみが詰まっていたそうである。どうやら観光客が放置したポリ袋を食べてしまったらしいのです。可愛そうなことです。

また、海洋ごみが、海の生物の生存を脅かしているそうです。海洋ごみの多くはプラごみだそうです。やはり、プラごみを海の生き物が食べて、胃袋にたまり奈良公園のシカと同様の運命をたどることになるのだそうです。

 これらを、単なるマナーの問題やごみ処理の仕方にしないで、根本から考え直し、きちんとしていく必要がありそうです。

 ところで、九州は暑く、北海道は涼しいということは、日本人なら誰もが知っています。しかし、今ではこの常識をくつがえし、九州が28℃で、北海道が30℃ということが珍しくありません。「どうしたんだろう?」というレベルを超えて、「異常事態」です。

 ここらで、真剣に「自然愛護」「環境保全」を考えるようにしたい。目の前にいる我が子が大人になる頃、これから生まれてくる子供が楽しく生き生きと生活できるようにしていくことが「今の大人」のするべきことだと思います。

是非、家族で、近所の人と、友人たちと、学校の保護者会などなどで話題にしてください。そして、今できることから実行しましょう。

大事なことを思いつくままに書き出してみます。あなたのご意見をお聞かせください。

★地球は、人間だけでなくすべての生物のものですから大事にしましょう。

★地球には限りがあるので、自然保護、環境保全に努める必要があります。

★地球環境を現状のまま、あるいはもっと良くして次の世代に渡していく義務があります。

★子供たちに環境を大切にする心を育て、人間の役割を理解し、環境を大切にする実行力を育てましょう。

<備考> [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「成美教育文化会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。一度、覗いてみてください。

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2019年06月27日

しゅうれん会「気になる一冊」

子どものほん(子ども、小学生&中学生)

学研プラス編「まんがで読む万葉集 古今和歌集・新古今和歌集」GAKKEN 本体1300

 令和になってから2か月近く過ぎ、令和の話題も落ち着いてきました。それで、図書館などでも手にしやすくなったので、この本を紹介することにしました。

テレビも新聞も「令和」「万葉集」と大騒ぎをしていましたが、「万葉集」についてはいがいと読んだこともなければあまり知らないのです。

 まんがで分かりやすく書いてありますからで読んでみましょう。「令和」のもとになった梅の花の部分もまんがで分かりやすく解説してあります。難しい所もあるので、家族と一緒に読んで話し合ってみるといいと思います。

大人の本(パパ&ママ、ジジ&ババなど)

 川又俊則著「世の中が見えてくる統計学」幻冬舎  本体780

統計学といえば、難しい数学の本のように思えます。でも、本書は、統計学と恰好を付けているだけで、数式は全くなく、「社会の数値にダマされるな!」というものである。

30%off、もう1個おまけ、ポイント倍、カロリーゼロ、満足度95%などなど、TVや新聞、チラシでよく見かけます。身の回りには、「それなら買おうか!」という数値(註:よく数字と言われるが、正しくは「数値」または「数」です)が氾濫しています。

 クイズ形式のように、具体的に例を挙げて、何が間違いなのか説明してあります。難しいと感じたところはどんどん飛ばして、読み進めるだけで役立つ知識が得られます。

 小・中学校でも、統計を正しく使えるように「データの活用」が新しく取り入れられて、統計教育が重視されるようになりました。子供に負けてはいられませんよ。

学校の先生のブック(小学校・中学校の先生)

坂田仰・黒川雅子共著「事例で学ぶ“学校の法律問題”判断に迷ったときに手に取る本」

教育開発研究所 本体2000

 「懲戒」はいいけど「体罰」はいけないといわれますが、違いが分かりますか? 学校事故が起きたとき、責任を問われない場合と、刑事責任が問われる場合、民事責任が問われる場合がありますが、どこがどう違うのでしょうか。

 子供の成績処理のために、USBメモリーを持ち帰えろうとしたら、校長先生から「個人情報保護のためUSBメモリーを学校外に持ち出すことは許可できない」と厳しく言われました。この校長先生の指示は法的に正しいでしょうか。そんなことが基礎から学べます。

 もっと基本から学びたい人には、少し古い(1980年発行)ですが「教師のための法律相談12か月」(学陽書房)が役立ちます。

 ★備考★なお、話題提供のために本を紹介しているだけで、購入を勧めるものではありません。 [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「気になる1冊」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「成美教育文化会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。


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2019年06月19日

子ども・大人・教師のためのQ&A

子どもとのQ&A(疑問や質問のある子は素晴らしいです!)

Q人のためになることをしたいです。どんなことをしたらいいですか?(小4男)

A「人のためになることをしたい」という考えは、すばらしいです。まず、あなたはどのようなことをしたらいいと思っていますか?

 自分から進んで手伝いをする。ごみの散らかしやポイ捨てをしないようにする。お年寄りに親切にする。友達に協力する。書き損じはがきや使用済み切手を集めて、寄付をして、世界の困っている子供の役に立てる。リサイクル活動に協力する。動物や植物など生き物を大事にする。たくさんあります。

もっといろいろありますから、家の人と話し合って、実行してください。

大人とのQ&A(パパ&ママ、ジジ&ババもいつまでも好奇心を!)

Q仕事の関係で保護者会に出られません。どうしたらいいですか?(小3の母)

A子どもの保護者会に出たいのに出られないのは気になるものです。でも、仕事の調整をして、年に何回かは出るように努力してください。出られないときは、友達のお母さんに、保護者会の様子を聞くようにするといいと思います。

また、学校だより、学年だより、学級だよりなどを読んで、学校や担任の先生の考えや、学校や学級でやっていることを知るように努めましょう。何か、心配なことがありましたら遠慮をしないで連絡帳などで先生に相談するといいと思います。

学校の先生がたのQ&A (先生にもわからないことがある!)

Q板書の工夫をするよう言われました。どうしたらいいですか?(経験3年目の教師)

A板書には、「@何をしたらよいか「ねらい、課題(問題)」を示す、A考えるヒントを示す、B実験や観察、見学などの仕方を示す、C関連する資料を示す、D学び合うために、みんなの考え方、仕方を紹介する、E学習して分かったこと「まとめ(知識、技能、考え方)」を書く、Fこれからさらに学習したいこと」などを書きます。

 そこで、この時間の目標をはっきりさせて、これらの@〜Fなどのどれとどれを使うか計画を立てます。それから、チョークだけでなく、資料や説明図、グラフを使ったり、電子黒板や実物投影機を活用したりして、分かりやすくするといいでしょう。教科書の教師用指導書に、板書の例が紹介されていますから、これを分かりやすく改善するのも役立ちます。頑張ってください。  (三宅H)                        

★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「成美教育文化会館の会」の利用の仕方など様々な情報が閲覧できます。ぜひご覧ください。

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2019年06月12日

しゅうれん会からのメッセージ

子どもたちへ(あかるく、げんきに、まえむきに)

学校で、先生から例えば「どのようにしたら解決できますか?」「どのように計画したらうまくいきますか?」「みんなに協力してもらうにはどうしたらよいでしょう。?」など、「考えること」を求めれると思います。考えるとは、どのようにすることなのでしょうか? 説明するのは難しいですが、次のようにしてみてください。きっと、うまくいくと思います。

★今までしたこと、学習したことを思い出し、それを使ったり、組み合わせたりする。

★実験したり、試したり、図にかいたりして、いろいろやってみる。

★図鑑や参考書、ネットで調べたり、友達と協力したりして、解決してみる。

★自分の意見や考えを持つようにし、それから質問したり、教えてもらったりする。

大人の皆様へ(パパ&ママ、ジジ&ババ)

 「自主性」が大事だと言います。前に、心理学の波多野完治先生から「自主性=自発性+主体性」と教えていただき、納得し、気に入っています。「自主性」とは「自分からする」こと、「主体性」とは「自分でする」ことだということです。

 ですから、お手伝いでも、勉強でも、自分から取り組んでいたら大きく褒めてあげてください。自分でしていたら結果よりもそのことをほめてあげてください。自分から取り組み、自分の力で何とかやり遂げようとすることは素晴らしいことです。きっと、大人になっても、「自分からする」&「自分でする」は、自分の生き方を考える時、自分の人生を切り開いていくとき、大きな原動力になると思います。

学校の先生がたへ(息抜きに付き合ってください)

 学校(先生)には、子どもの「学力」を向上させることが求められています。ところで「学力」の中身(構成要素)とはどのようなことでしょうか?

 これまでは、「関心・意欲・態度」「思考・判断・表現」「技能」「知識・理解」でしたが、今度(新指導要録)から資質・能力の3つの柱(学校教育法第30条第2項、中教審答申平成28年12月)に対応して、「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」に変わりました。そして、学習の仕方(指導の方法)としては、「主体的な学び」&「対話的な学び」&「深い学び」と、これらを統合した「主体的・対話的で深い学び」の実現が求められています。令和2年度からの授業に期待しています。 (BOKE・HK)

★備考★[成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」のほか「メッセージ」「Q&A」「ほん本ブック」をはじめ「一宇荘」や「至楽荘」の利用の仕方、「成美教育文化会館」の会場貸出など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。

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2019年06月02日

しゅうれん会「気になる一冊」

子どものほん(子ども、小学生&中学生)

永野重史監修「クレヨンしんちゃん・まんが・ことわざ辞典」双葉社 本体762円

 ことわざ(漢字では、諺と書く)には、「さるも木から落ちる(木登りが得意の猿も油断をすると木から落ちるよ。油断をすると失敗するから、気を付けよう)」「失敗は成功の母(失敗は成功もとともいう。失敗しても、悪かったところを直していけば、次は成功するようになる。)」などたくさんあります。ことわざを知っていると、考えたり、判断したりするときに役立ちます。やさしい説明と漫画で楽しく学べます。子供には、ちょっと難しいものもあります。

大人の本(パパ&ママ、ジジ&ババなど)

 菅野仁著「友だち幻想・人と人のつながりを考える」 筑摩書房 本体740円

 友達付き合い、コミュニケーションの苦手な人は意外に少なくありません。「誰とでも仲良くできるようになりたい!」と、願っている人は私だけではないと思います。

本書は、実は、中・高生に勧めたい本として発行されたもののようです。でも、実際に読んでみると、中・高生向けだけでなく、大人が読んでも十分読み応えがあります。

特に、著者によると、私たちが日常的につい使いがちな「疎外語」、具体的には「ムカツク」「うざい」「うぜー」「ていうか」「チョー」「カワイイ」「ヤバイ」「キャラがかぶる」「KY(空気読めない、空気読め)」というような言葉が、人の情緒や筋道だった考えをダメにしてしまうという主張に納得してしまいました。こだわり過ぎることはないと思いますが、できれば「文」で語り合った方がいいということでしょう。

学校の先生のブック(小学校・中学校の先生)

 文部科学省「小学校、中学校、高等学校及び特別支援学校等における児童生徒の学習評価及び指導要録の改善等について(通知)」 平成31年3月29日

 この「通知」による学習評価は、令和2年4月より実施されることになります。全体で20頁程度の分量なので、十分読み込んで、今後の子供の学習評価に生かしてほしいと思います。

 その際、大事なことは、子どもを育てる「充実した授業の中で、指導と評価と支援を一体化した指導」を実施して、「子供の育ちつつある姿(学んでいる過程)」と「子どもの育った姿(学んだ結果)」を見取って評価するということです。

 先生方は、大変忙しい状況です。ですから、学年で、教科部会で、協力して学び合い、情報交換をして、学習評価を効果的・効率的に進めてください。

 ★備考★なお、話題提供のために本を紹介しているだけで、購読を勧めるものではありません。 [成美教育文化会館]で検索すると、「かけはし」「メッセージ」「Q&A」「気になる1冊」をはじめ「一宇荘」「至楽荘」「成美教育文化会館の会場貸出」など様々な情報が閲覧できます。ご利用ください。


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